2019年12月18日 「第一回 幸せ視点の新事業アイデア・セッション hint」
12月18日、hintゼミ と チームdot のコラボによる「第一回 幸せ視点の新事業アイデア・セッション hint」*1 を開催しました。このページでは、イベントにかける想いとともに、イベントで発表された心のこもった10個のプロジェクトをご紹介します。 (*1 「新事業アイデア・オークション」は、趣旨を反映して、イベント名を変更しました)
これまでは「人並み外れた熱意を持つ起業家」が、情熱で高くそびえる壁を突破していくという起業プロセスが一般的でした。でも、これからは科学的なアプローチにより、もっとフランクで気軽な「新しい起業スタイル」をつくり「誰でもミニ起業できる社会」になることが大切だと、僕たちは考えています。
社会人でも学生でも、遊び感覚でアイデアを発想し、この指止まれで共感したメンバーを集め、科学的なプロセスで事業のコアを開発し、経営資源を持つ企業とコラボしていく。必ずしもメガを目指す必要はない。むしろ、スモールでハッピーなイノベーションが無数に生まれて、それに関わるすべての人が幸せになる世界が広がるきっかけになりたい。
そんな思いを込めて、2019年12月18日、東京ミッドタウン日比谷 BASE Q にてプロトタイプイベント「幸せ視点の新事業アイデア・セッション hint」を行い、社会人や学生が創った10のプロジェクトをお披露目しました。
ちなみに、これらはポッと考えた思いつきのアイデアではなく、リーンスタートアップにおいて「PSF 〜 課題解決フィット」と呼ばれるプロセスをクリアした、いわば「一定品質が保証された事業アイデア」であることが特徴です。
また、このチャレンジの特徴は、単に発表してマッチングして終わりというわけではなく、発案者や興味を持った方々とともに「主体的にプロジェクト開発に関わり、事業アイデアを実現を目指す」ところにあります。
ちなみに、これらはポッと考えた思いつきのアイデアではなく、リーンスタートアップにおいて「PSF 〜 課題解決フィット」と呼ばれるプロセスをクリアした、いわば「一定品質が保証された事業アイデア」であることが特徴です。
また、このチャレンジの特徴は、単に発表してマッチングして終わりというわけではなく、発案者や興味を持った方々とともに「主体的にプロジェクト開発に関わり、事業アイデアを実現を目指す」ところにあります。
こちらの10プロジェクト、イベントに参加された方も、そうじゃない方も、ぜひ発表資料や本人からの熱いメッセージをご覧ください。そして、プロジェクトを応援したい方がいらっしゃったら、ぜひメッセージを送ってくださいね。
・新規事業のタネを真剣に探している方 → ぜひタネを見つけて、僕たちにコンタクトください!
・コミュニティやプラットフォームに興味のある方 → 最後にhint+の発表があります。ぜひご参加ください!
・一生懸命な「ハッピー・イノベーター」を応援したい方 → ぜひ発表者に、応援のエールをください!
1. 学び続ける人が輝く社会へ 〜 気づきシェアアプリSparkle (社会人:三原真理子)
本の学びを「気づき3つ」にアウトプットするためのアプリです。インプットの取りこぼしを防ぎ、学び続ける人が、輝くための支援をします。自分の気づきを一元管理したり、他者の気づきをギャラリーで見ることができます。有料会員になると、キャリアアップのツールとして使うことも可能です。
2. 視覚障害者向けアクセシブル・メニューの提案事業 (社会人:毛利伸也)
2020年に開催されるパラリンピックや、2030年に向けた国際目標であるSDGsの認知度向上により、障害者理解も進み、社会にある障害のバリアを取り除こうとする試みも増えてきました。しかしながら、視覚障害者、とくに全盲ではないロービジョン(弱視)の方に向けた取り組みはあまり行われていません。モバイルやタブレットを介したテクノロジーの急速な発達により、視覚障害者のバリアが低くなった今、新たな市場に向けたサービスを提案します。
3. 日本舞踊 体験プログラム (チームdot:有馬和歌子)
小学生とそのご家族を対象とした日本舞踊体験教室。短い時間で日本文化を楽しく学び、お子様が成長されている姿を、発表会を通してご家族の方々にご覧いただきます。衣裳を自分でコーディネートして、レクチャーを受け、さらにそのまま発表会まで行います。たった1日からでも、本格的な日本文化を体験できるプログラムです。
good morning AI (社会人:木島功介)
組織において、一緒に働くメンバーが元気かどうか分かっているのはとても大事です。でも最近はメールやチャットが多くて会話が減ったり、リモートワークやフレックスタイムなどで顔を合わせることが減っています。飲み会みたいな場も少なくなる今、メンバーの元気を確認するのがどんどんむずかしくなっています。そこで「おはようございます」でメンバーの「コンディション」を測る「good morning AI」を考えてみました。
5. 大喜利アプリ (チームdot:藤嶋泰雅)
先日、日本の高校生の読解力が低下しているというニュースを受けてダウンタウンの松本人志さんが「日本の子供達の読解力が世界的にみて劣ってるらしい。。。学校の授業に大喜利を取り入れるのも良いかもよ。マジで」とツイートしていました。これから大喜利が世間一般に楽しまれるものになるかもよ。マジで。そんなわけで、スキマ時間に手軽に大喜利を楽しめるアプリを考えてみました。全国のラジオリスナーが活躍できる場を作りたいです。
7. シェア・クローゼット (チームdot:上原楓)
洋服の興味・知識がない、洋服にかける時間もお金ももない、そんな省エネペシミスト (悲観的で消費をあまりしない、でも自分の意見をはっきりもっている若者たち) のための、レンタルファッションサービスです。通学通勤の途中で服を借りて着替え、帰路でそのまま返却できます。朝服を選ぶ時間、洗濯の手間、クローゼットの場所…オシャレの負担、全部丸投げ出来ます。1回利用・1ヶ月使い放題の2つのサービス、AIでより一人一人にフィットしたコーデに。
8. おとなのランドセル (社会人:大塚正樹)
本日は、ご清聴いただき本当にありがとうございました。防災をワクワクするような要素を加え、ポジティブに伝えることで、若い世代の意識やモチベーションを高め、そこから社会課題の解決につなげていきたいと思います。また、本日の事業アイデアについては、さまざまな業界の方へのPSFインタビューを行い、いずれも高い評価をいただいております。
9. 居心地マーケティング (チームdot:渋江みのり)
顧客コミュニティを、居場所と言えるくらい心地よいコミュニティにします。企業からお客さんへの一方通行の関係性ではなく、お客さん同士も繋がって言う強い絆をつくります。本当に企業を好きになってもらうことで、心のエンゲージメントを高め、勝手に口コミしてもらいます。
10. 新規事業開発者コミュニティ「チームhint」 (hint三浦剛 & dot冨田侑希)
最先端のイノベーションメソッドを学んだ社会人「hintゼミ」と、Z世代のトップランナー「チームdot」が知恵と技術を共有し、新規事業のアイデアを生み出すコミュニティ「チームhint」を結成します。生み出されたアイデアは、企業の経営企画や事業開発の皆様向けに定期的に発表され、その場で買取も可能。会社の課題を社会の幸せに変える、新たなシェアコミュニティ「チームhint」。イノベーションを共に創る、新しい時代の幕開けです。
「チームhint」の Facebookグループ は こちら です。(誰でも参加できます。お気軽にどうぞ)
「チームhint」の Facebookグループ は こちら です。(誰でも参加できます。お気軽にどうぞ)
イベントの最後に、サプライズでhintゼミとチームdotのメンバーからフラッグをいただいて、めちゃ感激😭😭😭