昨日、hintゼミの大きなイベント「5期卒業式」と「6期入学式」を開催しました! ゼミの5期と6期あわせ、総勢130名を超える方々が集まったZoomイベントは、ゼミ卒業生40名余が参加するチーム「ティールズ」による手作りのもの。とってもあったかい雰囲気の会になりました。ティールズすごい😭 そこで、参加したゼミ生のみなさんにお知らせしたのが「hintアカデミー」という学びの場の創設です。メンバーはhintゼミの1期生から6期生(現役)、それに支援チーム。価値観と知見を共有した約300名が集う、生涯を通じた学び場、無償のラーニング・コミュニティです。 その思いの原点となった「hintアカデミー構想」の企画書、はじめてお披露目します。 [資料をダウンロードしたい方は「みんなの図書館」でどうぞ] 2016年に創設した「ソーシャルシフトラボ」で思いの種ができ、学習院大学とチームdotで実践を通じて構想が熟成され、北欧にある人生のための学校「フォルケホイスコーレ」からインスピレーションも得て、客員教授契約が満了する2019年夏に、人生をかけたライフワーク構想「hintアカデミープロジェクト」としてまとめたものです。 最初に相談したのは、hintの名付け親でもある盟友、さとなおでした。その時の彼のアドバイスはとても的確だったことを覚えています。まずは「hintゼミ」というパッケージからはじめる。顧客満足が高ければ、ファンベースで広がり、自然とラーニングコミュニティが形成されるだろう。ゆくゆくは一緒にやりたいね。みたいな話をし、そこから始めたのが、2019年10月に開講した「hintゼミ 第二期」でした。ここで、4thの方々を中心にすごい濃いメンバーが集まっていたたき、構想の第一歩を踏み出せたのです。 当初は夢物語のような企画でしたが、その後も「hintゼミ」でご一緒したみなさんと、一日一日を真剣に磨いてこれたおかげで、ようやく学びの理想郷のようなコミュニティがカタチづくられてきました。感無量の思いです。 ここからは、ほぼ同じビジョンを描く「イノベーションチームdot」とも交流を深め、このラーニング・コミュニティを、かけがえのない場所にするために全力を投入していきます。 そして、時がくれば、きっと自然に「機会に恵まれない人たちにも、価値ある学びを無償で届けられる場」に進化していくんじゃないかな。それも僕が中心になるのではなく、hintゼミを卒業した方々、みんなのチカラが結集されて。みたいなところまで、なにか確信に近いような希望を持てるようになりました。 機会にめぐまれない方に、とても価値の高い、実践的な学びの場を提供する。学ぶだけでなく、そこにいるだけで安心できる、自分の居場所と感じられるコミュニティをひろげていく。こんな構想にご興味持つ方、ご一緒できそうな方、いらっしゃれば、遠慮なく 斉藤 あてにご連絡くださいね。いつでもお待ちしています。 さて、長くなりましたが、今日から「hintゼミ第6期」および「hintアカデミー」がスタートします。それぞれ、めちゃ充実させたいと気合十分なので、みなさま、ここからの三ヶ月も、どうぞよろしくお願いします!
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幸せ視点の経営学とイノベーションを学ぶ、社会人向けオンライン講座「hintゼミ」をエッセンスをまとめた、できたけのホヤホヤの最新資料をふたつ公開します。PDFですので、クリックするとダウンロードも可能です。
ひとつめは「イノベーションクラス」のエッセンスをまとめた「すごい事業のつくりかた」講座。ゼロから事業アイデアを発想するメソッドから始まり、新しい事業を最短距離で立ち上げるためのメソッドを満載した、100ページほどの講義資料です。やはり動画がいくつか含まれてるので、体験したい方はZoom講演へどうぞ。 ふたつめは「経営学クラス」のエッセンスをまとめた「すごいチームのつくりかた」講座。ソーシャルキャピタルのエッセンスや、心理的安全性の高い場のつくりかたなどの知見を満載した、120ページほどの講義資料です。動画がいくつか含まれてるので、すべて体験したい方は、下記のZoom講演にお申し込みください。 また「みんなの図書館」には、関連したダウンロード可能な資料を数多く収納していますので、あわせてご覧ください。 さらに、この資料をより深く理解するための 無料Zoom講座 (hintゼミ無料体験講座) も用意しました。12日と14日はすでに告知済みで、現在それぞれ、定員(90名)に対して6割ほど申込みをいただいてますので、新たに21日と22日の2回分を追加開催 (定員90名) しようと思います。 ご興味ある方は、以下のフォームから申込みください。申込みの翌日には、斉藤からZoom URLをお送りします。講座といっても、とってもリラックスしたムードでお話しますのでお気軽にどうぞ。Zoom越しに、いろいろお話できるのを楽しみにしてます! (注) 申し込みが集中しているためか、Googleフォームが動作しないケースもでているようです。①申し込みできない方、②申し込みしても翌日までにメール連絡が届かない方、については、 斉藤まで直接メールでご連絡 いただければと思います。できるだけ速やかに確認し、ご返答させていただきます。 新型コロナがもたらした影響は、ビジネスにおいても甚大で、多様な範囲におよんでいます。今日はそのうち、組織内に起きる意識変革について考えてみましょう。 コロナ禍が組織に及ぼした、最大のパラダイムシフトはなにか? それは「コミュニケーション」のあり方を根本から変えたことです。これまで当たり前だったこと ― 会社に通勤し、オフィスで働き、会議室で打ち合わせし、時間になると帰宅する − が当たり前ではなくなったことで、仕事をするためのコミュニケーションに劇的な変化が起こりました。 この打ち合わせ、オンラインでいいかな?それともリアルに会う? これまでは考えもしなかったことを考える習慣ができたことで、私たちは仕事を「反応的」ではなく「主体的」にとらえるようになりました。その結果、私たちは「自分で考えたベストだと思う場所、交流の仕方で仕事をしたい」と思うようになったのです。 ではこの状況は、管理者の目にはどう映るでしょう? それは、組織や管理者個人が持つ価値観によって大きくことなってくるでしょう。大きく3つにわかれると僕は考えています。 ■ 以前の状態に戻したい ▲ ツールとしてテクノロジーを活用する ● 変化の本質に気づき、組織を革新する この3つの考え方を図にあらわすと、このようになります。 今、新型コロナは、あらゆる組織に変革を求めており、いうなれば「組織の学習能力」を問うているのです。では、この3つの選択肢について、もう少し詳しく見ていきましょう。 ■ 選択肢その1 管理主義 [元にもどる派] 管理主義の背景にあるのは「目をはなすと社員はサボるものだ。厳しく管理しないといけない」という価値観です。経営学でいうと、ダグラス・マクレガーが提唱した「X理論」、社員を性悪説で捉える考え方です。 そのため、仕事は管理者の目の届くところでするものであり、リアル勤務が基本。オンラインの場合は、会社が支給したPCで仕事をすることを義務づけ、PCの利用状況を把握する、といった管理システムを導入します。 この考え方は、コロナ禍で社員に芽生えた自律性を殺してしまいます。それが当たり前だった時代はともかく、ポストコロナで管理主義をとることは、離職の誘発、やる気の減退につながる危険性があることを覚悟する必要があります。生産性にもプラスにならないと予想します。(在宅ワークのむずかしいエッセンシャルワークにはこの考察は当てはまりません) メリット:社員の行動を完全に把握・管理できる。サボりを防止できる デメリット:社員の主体性を削ぐ。やる気が減退する。会社と社員の信頼関係が毀損する ▲ 選択肢その2 新管理主義 [成果を測る派] 新管理主義の背景にあるのは、管理主義と近い価値観です。「目をはなすと社員はサボるもの」という価値観のもとで「時間管理ができなくなったので、成果だけで管理できるようにしよう」という考え方です。やはり、マクレガーの「X理論」に基づくものですが、管理主義と違い、合理的なところが特徴です。 コロナ禍で芽生えた社員の自律性は、ある程度受け入れられます。また、既存のマネジメントシステムを大きく変える必要がないので、多くの企業に受け入れられやすい考え方です。具体的には、仕事をジョブ型に再定義し、成果を数値化する管理システムを導入します。 ただし、問題は「成果の見える化」の弊害にあります。近年の経営学では「集団的知性」「ソーシャルキャピタル」「心理的安全性」「帰属シグナル」などに注目が集まっており、チームの生産性には「見えないところ」こそ大切であることが実証されてきたからです。 メリッド:既存の経営システムや価値観を活かし、在宅勤務を促進できる デメリット:チームの生産性に悪影響を与える。チームの学習能力に悪影響を与える ● 選択肢その3 自律主義 [組織を革新する派] 自律主義の背景にあるのは、マクレガーの「Y理論」(性善説) の価値観です。「環境次第で社員は自ら責任を受け入れ、自己を成長させたいと思い、組織に貢献しようとするものだ」という価値観です。VUCAと呼ばれる複雑で先がよめない時代、正解がない時代において、社員が自律的に判断し、コラボレーションしあう考え方は実に美しい。ただし、そこには大きな盲点があることを知る必要があります。 安易に管理主義から自律主義に移行しようとすると、放任組織 ― やる気がある人、違う方向を向く人、仕事をさぼる人などの混合組織 ― になり、やる気も成果も減衰してしまうということです。 「自律主義」にも「求心力」が必要なのです。求心力があって初めて、チームは結束し、ひとつの目標に向かうことができるのです。 「管理主義」における求心力は「予算・ルール・マニュアル」であり、それを「統制型リーダー」がまとめていました。 「自律主義」においては「予算・ルール・マニュアル」を最低限として、組織の「ミッション・ビジョン・バリュー」をその上におくこと。その共有を促して社員を後方から支援する「サーヴァントリーダー」が組織をひとつの方向に導くこと。このふたつの要素があって初めて、自律型組織はイキイキと動き出すのです。 メリット:VUCAの時代に適した、学習する組織に成長できる デメリット:メンバーが自律型組織で必要な知見や技術を学ぶ必要がある おすすめのアクション もし、あなたのチームが「管理主義」「新管理主義」を導入する方針であれば、ジョブ型雇用、数値管理、成果型評価に関する書物や記事から学ぶことをおすすめします。この記事なども参考になるかと思います。 日経新聞記事「ジョブ型雇用、職務明確に 成果で評価しやすく」(2020/7/8) ただし、チームの生産性は「数値化しにくいもの」から生まれること、数値化することで数値化されないものが無視されることを意識して、いかにそれを防ぐかを考えることが大切だと思います。おすすめの書籍は、経営学の名著「学習する組織」です。 もし、あなたのチームが「自律主義」への移行を考えているのであれば、私と考え方が近いと思いますので「みんなの図書館」でぜひお調べください。膨大な資料が無料でダウンロードできるサイトです。 どこから手をつけていいかわからないという方は、無料講座「すごいチームのつくりかた」に参加することをおすすめします。自律型組織のポイントを90分で学べます。 hintゼミ無料体験講座:すごいチームのつくりかた (9/12) 【今日のまとめ】 1. コロナ禍は、組織の根幹となる「コミュニケーションのあり方」を変えた。 2. 私たちは「反応的」ではなく「主体的」な働き方を求めるようになった。 3. 組織は社員の主体性をどう受け止めるか。3つの選択肢がある。 4. 管理主義・新管理主義は、社員は管理しないと働かないという価値観に基づく 5. 自律主義は美しい理想だが、「求心力」がないと放任主義になって失敗する ■ 幸せ視点の経営学を日常に活かすシリーズ ・ 社員を管理すべきか、信頼すべきか。それが組織の分かれ道 ・ 落ち込むか、楽しむか。それが人生の分かれ道 ・「売上を求めると、売上は逃げていく」の法則
10月から始まる「hintゼミ 6期」の募集を、今週から本格的に開始しました。
こちらは「イノベーションクラス」の無料体験講座です。 今回は、新しい事業をつくるための具体的なブロセスをまとめた「hintフレームワーク」を大きくアップデイトしたので、それに基づくお話になります。 ・事業創造メソッド「hintフレームワーク ver2.0」について 特にチカラを入れたのは、何もアイデアがない状態から有望がアイデアをいかに生み出すところ。今回は、質の高い「問い」をあらかじめ用意することで、アイデアを閃きを誘発するステップを入れました。「新しい着眼点をひらめく問い」「新しい価値観をとりいれる問い」「最新の技術を組み入れる問い」「日本のトレンドを強みに変える問い」の4種類を用意しています。 また、PMF(製品市場フィット)の具体的なアプローチにもかなりチカラを入れました。「最小機能製品の事例」「最初の顧客のつくりかた」「ショーンエリスのテストを高めた事例」などを追加し、実践的、具体的に事業開発に役立つ内容に進化させています。 この無料体験講座でお話するスライドはこちらになります。 なお、この体験講座のベースとなっている「hintフレームワーク v2.0」についても、来週早々にはこちらのページで公開し、ダウンロードもできるようにする予定です。 フレームワーク自体は200ページを超える大作なので、ポイントをピックアップして、全体の流れを把握したいという方向けに、こちらの講座を用意しました。「hintフレームワーク2.0」にそったイノベーションのつくりかた講座です。 二回行いますが、同じ内容なので、ご都合のよい方をお選びください。 日時 :9月06日(日) 10:00〜11:40 (完了) :9月14日(月) 20:00〜21:40 :9月22日(火) 10:00〜11:40 料金 :無料 (人数限定あり) メディア :Zoom (申込みしてくださった方に斉藤からURLをご連絡します) アジェンダ: 第1部 ハッピー・イノベーションのつくりかた (60分) ・0 to 1 〜アイデアを発想する ・CPF 〜顧客に共感し、課題を発見する ・PSF 〜 課題に対する解決策をつくる ・PMF 〜 市場が受け入れる製品をつくる 第2部 深く学び、実践するために (20分) ・hintゼミについて ・hintゼミ対談 〜 ゼミの学びを、自分のチームに活かすには 第3部 質疑応答 (20分) Zoomベースのライブ講演で、講師は僕です。第二部ではhintゼミメンバーも参加して「hintゼミで学んだことを、現実のチームの中で、どう活かしていくか」みたいな話もしようかなと思ってます。hintゼミメンバーも参加して、ゼミの紹介も入りますが、聞いてもらえるとうれしいです。(hintゼミメンバーは、僕にとって価値観と知見をともにしたよき友人であり、頼れる同志です) 個人ないし企業で □ 強みを生かした、新商品やサービスのつくりかたを知りたい □ 最短・最小コストで成功する事業のつくりかたを知りたい なんとなくわかってるんだけど、もっと具体的で、かつ、明日から活かせる手法を具体的に知りたい。そんな思いを持つ方におすすめです。個人の起業だけでなく、企業の事業開発にも役立つ内容です。よろしければどうぞお気軽にご参加ください。 それと、経営学クラス無料体験講座のご案内はこちらです。 ・幸せも成果も持続する、すごいチームのつくりかた講座 いずれもZoomの人数制限がありますので、お早めに。ではではー 経営学とイノベーションの講義資料を磨き続けて、もう約5年。講義づくりは、完全に僕のライフワークになっちゃいました。新しい文献やニュース、ブログなどに触れるたびにメモを書き、それを定期的にアップデイトする毎日です。 で、今回は「hintゼミ 第6期」の募集も開始したので、それにあわせて、新しい「すごいチームのつくりかた」をオープンしたいと思います。 この内容は、hintゼミの「経営学」の入門編として、エッセンスをまとめた資料です。(入門編としましたが、実際にはめちゃ濃い内容になっちゃてます?) 三ヶ月前の資料から更新したところは「ポストコロナ」のところとか「心理的安全性をどう高めていくかの具体的なアプローチ」とか、ストーリーの構成も含めて、かなりいっぱい。学習院大学時代に、講義やチームdotで何回もトライした「マシュマロ・チャレンジ」のビデオも入れて、できるかぎりわかりやすくつくってみました。 新作はこんな感じです。いかがでしょう?
講演に使うスライド。クリックすれば、すべて内容を閲覧できます
あわせて、書面だけではなかなか伝わりにくいので、このスライドをベースにしたライブ講義を「hintゼミ無料体験講座」として行うことにしました。二回行いますが、同じ内容なので、ご都合のよい方をお選びください。 日時 :9月03日(木) 20:00〜21:40 (完了) :9月12日(土) 10:00〜11:40 :9月21日(月) 20:00〜21:40 料金 :無料 (人数限定あり) メディア :Zoom (申込みしてくださった方に斉藤からURLをご連絡します) アジェンダ: 第1部 幸せ視点で考える、いいチームのつくりかた (60分) ・ポスト・コロナを考える ・つながりは資本である ・組織の土壌をこわすもの ・豊かな土壌をつくるもの 第2部 深く学び、実践するために (20分) ・hintゼミについて ・hintゼミ対談 〜 ゼミの学びを、自分のチームに活かすには 第3部 質疑応答 (20分) Zoomベースのライブ講演で、講師は僕です。第二部ではhintゼミメンバーも参加して「hintゼミで学んだことを、現実のチームの中で、どう活かしていくか」みたいな話もしようかなと思ってます。hintゼミメンバーも参加して、ゼミの紹介も入りますが、聞いてもらえるとうれしいです。(hintゼミメンバーは、僕にとって価値観と知見をともにしたよき友人であり、頼れる同志です) ご自身の組織やチームを □ 社員が働きがいを感じる組織をつくりたい □ 指示なしで自律的に動くチームをつくりたい □ 心理的に安全な場のつくりかたを知りたい なんとなくわかってるんだけど、そのための知識を体系的な学びたいし、明日から活かせる手法を具体的に知りたい。そんな思いや悩みを持つ方におすすめです。よろしければどうぞお気軽にご参加ください。 それと、イノベーションクラス無料体験講座のご案内はこちらです。 ・最新版!ハッピー・イノベーションのつくりかた講座 Zoomの人数制限がありますので、お早めに。ではではー 幸せ視点の経営学やイノベーションを学ぶ「hintゼミ」では、有志メンバーがオンラインで集い、Zoom会議やFaceookグループを通じて「ポストコロナにおける組織のあり方」を考えてきました。 このたび、その三ヶ月間の成果として、hintレポート Vol.2「これからのオンライン会議」をまとめましたので、こちらにシェアいたします。 コロナショックに関する議論は、政治・経済・社会・医療と広範囲にわたりますが 私たちは、コロナ禍の企業活動への影響を考察する中で、特に変化の核心となった 「これからの会議のあり方」にフォーカスして議論しました。 この記事では、キーとなるチャートをいくつかご紹介しましょう。 まずは、Zoomなどの「オンライン会議」と会議室でおこなう「リアル会議」の違いについて、対人の場合とグループの場合についてまとめてみました。 この背景のキーとなるのは、Zoomなどのオンライン会議で伝わる「非言語コミュニケーション」の種類です。それをシンプルにまとめたのがこの表です。レポート内には詳細な表もありますので、ぜひご覧ください。 さらに、会議の価値とコストという視点から、オンライン会議とリアル会議を比較してみました。機能価値と情緒価値、機能コストと情緒コスト、4つの視点から考察したものです。 このような考察とともに、hintゼミと関連の深いZ世代チーム「株式会社dot」では、週次の定例会議を実験的にオンラインとリアルの交互で行い、その違いを毎週ディスカッションすることで、会議の違いや使い方について学習してきました。 それらの知見も踏まえて、最後のまとめとして、オンライン会議とリアル会議が、それぞれがどのような使い方にむいているか、留意点も含めて「会議使い分けのポイント」として、まとめてみました。 いかがでしたでしょうか? 私たちhintゼミでは、新技術によるイノベーション「オンライン会議」を、積極的に企業のビジネスプロセスに取り入れることは、ポストコロナを生き抜くために避けられない道であり、その活用は組織進化のキーとなるとも考えています。 この考察が、貴社改革の一助となり、働く方々の幸せにつながること。 それが、このレポートにこめた私たちの願いです。 なお、このレポートは こちら (みんなの図書館) からダウンロード していただけます。この図書館には hintレポート vol.1「ポストコロナ、組織のあり方を考えよう」もアップしてあります。ご参考になるところがあれぱ、どうぞ、ご自由にお使いくださいませ。 関連記事 ・hintレポートvol.1「ポストコロナ、組織のあり方を考えよう」を公開します ・hintゼミをご紹介します
2020年6月16日に、最新版「CNBC Disruptor50」が発表されました。
この最新版の発表にあわせて「業界破壊企業」のページを全面アップデートしています。ダウンロードもできますので、ぜひご覧ください。 Join the dots 業界破壊企業ページ https://www.join-the-dots.net/disruptor.html 今年度は、CNBC Disruptor50の評価基準として「コロナ禍への対応」が追加され、コロナショックへの対応が意識されたランキングになっており、前年度と比較して28社が入れ替わりました。 驚くのは、選出された50社のうち、今年に入って新たに社員を雇用した企業が37社、コロナに新サービスなどで対応した企業が22社もあること。業界破壊企業の勢いとスピード感が際立ちますね。
2020年版の業界破壊企業は、2019年版と比較してみると、以下のような特徴があることがわかりました。
・業界破壊企業50社の創業者のうち「ミレニアル世代 (40才未満)」が、なんと51% ・シリコンバレー発が過半数を占めるが、アジア・欧州・中東の企業が急増して20%に ・コロナ禍で、フィンテック(金融)、ヘルステック(医療)、オンライン宅配が大きく躍進
この最新版「Disruptor50」に対応して、全面的にアップデイトした「業界破壊企業 2020 講演」と「hintゼミ6期のご案内」を組み合わせた無料Zoom講座を開きたいと思います。スライドは今からがんばってつくります!
日時 :7月19日(日) 10:30〜12:00 料金 :無料 (限定90名) メディア :Zoom (申込みしてくださった方に斉藤からURLをご連絡します) アジェンダ: 第1部 業界破壊企業 2020 (60分) ・業界破壊企業とはなにか? ・業界破壊企業、新しい3つのエッセンス (ミレニアル、グローバル、コロナシフト) ・新しい価値観、新しい潮流 ・質疑応答 第2部 hintゼミ6期のご案内 (30分) ・hintゼミ6期について (幸せ視点の経営学とイノベーション) ・質疑応答 Zoomによるライブ講座で、講師は僕。第二部は10月から始まる「hintゼミ 6期」のご案内になりますが、聞いてもらえるとうれしいです。 自分の組織を □ 社員が働きがいを感じる組織をつくりたい □ 指示なしで自律的に動くチームをつくりたい □ 心理的に安全な場のつくりかたを知りたい 個人ないし自社で □ 新しい事業やサービスをゼロから考えたい □ 最小コストで成功する事業を起ち上げたい □ 本業ないし副業で、ハッピーイノベーションを実現したい そんな課題をお持ちの方に、ここでしか得られない、具体的なメソッドと機会、ネットワークをご提供します。Zoomの人数制限がありますので、お早めに。ではではー ■ 最新の業界破壊企業、Disruptor2020 米国のニュース専用放送局CNBCが毎年発表している「業界を破壊する新興企業、トップ50社」の2020年度版が6月に発表されました。 未上場で設立15年以内の会社を対象として、ノミネートされたのは過去最大の1355社。その中から以下のような基準をもとに、専門家55名で構成された「The 2020 CNBC Disruptor 50 Advisory Council」(メンバーは公開) によって審査されています。 ・定量的な評価としては「スケーラビリティ」と「顧客の成長」を最も重視 ・定性的な評価としては「会社動向」や「主要技術」などをベースに総合的に判断 ・2020年度は、特別な指標として「コロナ禍の影響と対応」を定性評価項目に追加 その結果、生まれたのが、2020 CNBC Disruptor50 です。 毎年、半分前後が新たに選出されます。今年度のリストのうち、2019年度から継続してランキング入した企業は22社でした。 中でも驚くのは、コロナ禍以降の約3ヶ月間で、新たに社員を採用した企業が、50社のうちで37社もあること。国連事務総長が「第二次世界大戦以来の危機」と例え、大恐慌を上回る経済危機をもたらしたコロナ禍ですが、これらの会社群は、むしろそれを追い風にしているということです。 では、具体的にどのような分野が伸びたのでしょうか。 コロナ禍で躍進したカテゴリーをグラフ化してみました。 昨年度のリストと比較して、もっとも躍進したのが「フィンテック(金融系テクノロジー企業)」分野です。リスト順に、Stripe(カード決済システム)、Klarna(リアルタイム後払い決済)、SoFi(P2Pレンディング)、Welab(ネット銀行)、Better.com(ネット住宅ローン)、Lemonade(ネット損害保険)、Root Insurance(自動車保険)、Affirm(リアルタイム後払い決済)、Kabbage(小口融資)、Chime(ネット銀行)、Dave(ネット銀行)、Trulioo(個人認証・企業認証)、Ripple(国際送金ネットワーク)、Tala(小口融資)、Marqeta(カード決済システム)、Robinhood(ネット証券)の16社がランクインしました。昨年度はStripe、Affirm、SoFi、Lemonade、Robinhood、Kaggage、Transfer wise、Elevestの8社でしたので、8社増加しました。すべてオンライン専用で、AIを始めとするテクノロジーを駆使する金融系スタートアップであることがわかります。 続いて「ヘルステック(医療系テクノロジー企業)」分野です。Tempus(AIによる癌治療支援)、Neteera(非接触バイタルセンサー)、Heal(オンデマンド訪問医)、Healthy.io(オンライン尿検査)、Butterfly Network(スマホ連動の超小型スキャナ)、K Health(AIによるプライマリケア)の6社がランクイン。昨年はVirta Health、Progyny、Veritas Genetics、23andMeの 4社なので2社増加しました。新たにランクインしたうちの2社、NeteeraとHealth.ioはイスラエルのスタートアップであり、同国が新興企業育成に力を入れていることがわかります。 最後に「オンライン宅配」分野。コンビニより便利な、自宅まで届けてくれるサービス。これから巨大な産業規模になることが予想されている、ラストワンマイル商売の争奪戦です。Coupang(韓国)、Gojek(インドネシア)、Doordash(米国)、Grab(シンガポール)、goPuff(米国)、Didi Chuxing(北京)の6社がランクインし、個々に地域でシェアを伸ばしています。特にGojekとGrabはともに「スーパーアプリ」と呼ばれる「なんでもできる、何でも宅配できるポータルアプリ」としてシェア争いをしています。この分野に関してはアジアが最も進んでいるのが特徴です。昨年度はDoordash、Grab、Didiの3社だったので、3社増加しています。 これらは、特にコロナショックを追い風にしたスタートアップ群ですが、個別に見てみると、多くの企業が「コロナ禍に対応する製品サービスのピボットや独自対応」を数ヶ月間で開発・発表しており、その社数は22社に及んでいます。以下にそのアクションをまとめておきます。 コロナ禍におけるアクションは多様ですが、総じていうと、顧客やパートナーに対して、自社サービスで対応できるさまざまな支援を、業界破壊企業は極めて迅速に実行しているということです。 激変する社会環境の変化へ、いかに速やかに対応していくか。これからいよいよ、企業の学習能力が問われていく時代になるでしょう。個々企業の具体的なアクションについて以下にまとめてみました。 以上、最新2020年度版「CNBC Disrutpor 50」におけるコロナショックへの対応でした。さらに詳しい内容や個々の企業については「業界破壊企業ページ」に書かれているまとめてあるので参考にしてください。
また、今週日曜19日 10:30から、Zoomで無料講座を開く予定です。まだ席に少し空きがありますので、ご興味ある方はこちらのページからご覧ください。 最新版「ディスラプター50」に準拠した「業界破壊企業2020」無料講座を開催! 『業界破壊企業』の書籍内や講演でご紹介している「ハッピーイノベーション」を、具体的にはどう作ればいいのでしょうか。 そのエッセンスを、シンプルなスライドにまとめてみました。ゼロから事業を開発する「hintフレームワーク」の中から一部を抜粋したものです。 このフレームワークは、最新のイノベーション手法に、自分自身の30年近くにおよぶシリアル・アントレプレナーとしてとしての知見を加味したものです。まったくのゼロからハッピーアイデアを生みだす発想法も組み込んでいます。 講演に使うスライド。クリックすれば、すべて内容を閲覧できます あわせて、書面だけではなかなか伝わりにくいので、こちらのスライドをベースにした無料ライブ講義を、以下の日時に行うことにしました。第一弾が好評であれば、二回目以降も企画したいと思ってます。 日時 :6月14日(日) 10:00〜11:30 料金 :無料 (人数限定あり) メディア :Zoom (申込みしてくださった方に斉藤からURLをご連絡します) アジェンダ: 第1部 幸せ視点でイノベーションを創出する (30分) ・Zero to One ~ アイデアを発想する ・CPF ~ 顧客に共感し、課題を発見する ・PSF ~ 課題に対する解決策をつくる ・PMF ~ 市場が受け入れる製品をつくる 第2部 深く学び、実践するために (30分) ・hintゼミについて ・hintゼミ対談 〜 事業創造メソッドを自社ビジネスにどう活かすか? ・質疑応答 Zoomベースのライブ講演で、講師は僕。第二部ではhintゼミメンバーも参加して「現実のビジネスの中で、この事業創造メソッドをどう活かせばいいのか」みたいな話もしようかなと思ってます。hintゼミの紹介も入りますが、聞いてもらえるとうれしいです。 (ちなみに、僕はとってのhintゼミメンバーは価値観と知見をともにしたよき友人であり、頼れる同志です) □ 新しい事業やサービスをゼロから考えたい □ 最小コストで成功する事業を起ち上げたい □ 本業ないし副業で、ハッピーイノベーションを実現したい で、その方法を具体的に知りたい。と思う方、よろしければどうぞ。 Zoomの人数制限がありますので、お早めに。ではではー 思い返せば、今から12年前のこと。 そのとき、僕は行き過ぎた資本主義の中であがき苦しんでいました。 「なんとしても売上を上げ、資金を集めないと、会社の未来はない!」 経営不振の中で襲ってきたリーマンショックは、ループスにとっては「死刑宣告」に近かった。しかし、その経験から得た学びが、僕の「経営観」を180度変えてくれました。 お金視点の経営から、幸せ視点の経営への大胆なシフトです。 おかげさまで、わずか七人しかいなかったループスですが、2年間で一億円もの借金を返済し、奇跡の復活を遂げました。その経験に基づいた書籍「ソーシャルシフト」を上梓して以来、僕は「経営のあるべき姿」をいろいろなところでお話してきました。 「よくわかります。それは理想論で、現実にはむずかしいですよね」 もう何度、この言葉を言われたことかわかりません。それもそのはずです。「幸せ視点」を標榜しても、その多くは放任主義になり、経営が悪化してしまう。なぜなら、その宣言と同時に「外発的に社員の行動を強制する」ことができなくなるからです。 お金視点の経営:社員の行動を統制する ・予算を達成すれば昇給、予算未達なら昇給なし ・上司に従えば昇格、命令をきかなければ降格する 幸せ視点:社員や顧客の気持ちを生みだす ・社員が「積極的に交流する場」をつくる ・社員が「熱中できる仕事の環境」をつくる ・顧客が「アハ・モーメント」を感じる製品をつくる 一度、歯車がまわりはじめれば「幸せ視点のチーム」は圧倒的に強い。社員が自らの強みを生かして自走しはじめるからです。しかし、そのためにはさまざまな知見や技術が必要で、それがないと標榜した人が苦しむ結果に終わってしまう。 幸いにも、そこから大学の教壇に立つ機会を得られたことで、四年間の試行錯誤を経て、経営学と起業家経験を組み合わせた実践的なノウハウを「幸せ視点の経営学」として体系化することができました。それを三ヶ月という短い期間に凝縮し、社会人向けにお伝えしている私塾が「hintゼミ」です。 今回は、hintゼミでお話している「経営学」の入門編として、エッセンスをまとめた資料をつくってみました。(入門編としましたが、実際にはなかなかに濃い内容になっちゃいました。そういうキャラだと思ってあきらめてください😭) 講演に使うスライド。クリックすれば、すべて内容を閲覧できます あわせて、書面だけではなかなか伝わりにくいので、こちらのスライドをベースにした無料ライブ講義を行うことにしました。おかげさまで、第一弾(6月13日20時)が好評で満席になりましたので、以下の日程で二回目を開催いたします。 日時 :6月21日(日) 10:00〜11:30 料金 :無料 (人数限定あり) メディア :Zoom (申込みしてくださった方に斉藤からURLをご連絡します) アジェンダ: 第1部 幸せ視点で考える、いいチームのつくりかた (60分) ・ポストコロナは選択の時代 ・つながりは資本である ・組織の土壌をこわすもの ・豊かな土壌のつくり方 ・意味からはじめよ 第2部 深く学び、実践するために (30分) ・hintゼミについて ・hintゼミ対談 〜 どう組織変革に取り組めばいいのか? ・質疑応答 Zoomベースのライブ講演で、講師は僕。第二部ではhintゼミメンバーも参加して「現実の組織の中で、どう変革に取り組めばいいのか」みたいな話もしようかなと思ってます。hintゼミの紹介も入りますが、聞いてもらえるとうれしいです。 (ちなみに、僕はとってのhintゼミメンバーは価値観と知見をともにしたよき友人であり、頼れる同志です) 自分の組織を □ 社員が働きがいを感じる組織をつくりたい □ 指示なしで自律的に動くチームをつくりたい □ 心理的に安全な場のつくりかたを知りたい みたいにしたい! その方法を具体的に知りたい。と思う方、よろしければどうぞ。 Zoomの人数制限がありますので、お早めに。ではではー 【追記】 6月13日は申込みが約100名となりました。ありがとうございます😭 こちらはいったん締め切りとさせていただきます。 追加の無料講演として「6月21日 10:00〜11:30」をご用意しました。 今後は、そちらに申込みしていただけると幸いです。 |
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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