「2018 CNBC Disruptor50」は、ニュース専門局CNBCが毎年発表している世界のディスラプター、トップ50リストである。ディスラプターとは「業界の破壊者」、業界秩序や商習慣にとらわれずに、斬新なビジネスモデルやテクノロジーを市場に持ち込み、驚くべきスピードで顧客を獲得している企業を指す。(詳しくは こちらの記事 をどうぞ) このブログでは、独自の基準で、この50社の「5つのタイプ」への分類を試みた。
今回の記事では「価値を求める個人と価値を提供する個人をつなぐことで業界を破壊するプラットフォーム型」のディスラプター6社について、主要なスペックを記するとともに、イノベーションの基本となる「顧客」「課題」「事業の着眼点」についてシンプルな言葉で整理してみたい。
なおUberのコンペティターである米国Lyft社、同じく中国DiDi Chuxing社、シンガポールGrab社はP2Pのライドシェアプラットフォームであるが、同分野のパイオニアであるUber社に追従したサービスであるため「フォロー型」に含めている。 2. Uber (2010年創業、配車プラットフォーム) Uberはすでに7兆円を超える時価総額と予想される巨大なユニコーンだ。破壊するのは公共交通やタクシー業界。「早く、安く、安全に移動したい人」と「あいた時間で手軽に稼ぎたいドライバー」を結ぶプラットフォームを開発し、現在は世界70カ国・地域の450都市以上に展開している。すでに上場手続きに入っており、上場すれば13兆円になるとの試算もある。 関連記事:米ウーバー上場へ 19年1~3月にも、米紙報道 3. Airbnb (2008年創業、民泊プラットフォーム) Airbnbは創業2008年。ソーシャルメディア急成長期と時を同じくして立ち上がった民泊プラットフォームで、シェアリングエコノミーと呼ばれる産業自体のパイオニア的存在といえるだろう。破壊するのはホテルや旅行業界。結びつけたのは「安くてユニークな旅行体験をしたい人」と「空きスペースを有効活用したい人」だ。世界約190カ国33,000都市で民泊サービスを提供しており、推定時価総額は3兆円を超えている。 関連記事:Airbnbの誕生と成長|借金から3兆円企業への道 17. The RealReal (2011年創業、ブランド品売買プラットフォーム) The RealRealは「ブランド品が大好きな人」を結びつけるプラットフォームで、推定時価総額は約500億円。ファッション、EC、中古業界を破壊する。つなぐのは「もっと安く買いたい人」と「使わないブランド品を現金化したい人」。アイテムはデザイナーファッション、ハンドバッグ、ジュエリー、家具など多岐にわたるが、証明書があるもののみを取扱う。ニセモノの見破り方を動画でシェアするなど、仲介でありながら本物にこだわる姿勢が付加価値を高めており、常に需要が供給を上回っているようだ。 関連記事:The RealRealのCEO曰く、目標は巨額買収よりもIPO 31. Houzz (2009年創業、リフォーム仲介プラットフォーム) Houzzは住まいのコミュニティサイト。「自由の理想を家づくりをしたい人」と「家づくり(内外装)の専門家」を結びつけ、理想の家づくりのお手伝いをするプラットフォームだ。個人で小さく立ち上げたプラットフォームだが、自律的な急成長ですでに4000億円を超える時価総額と予想されており、日本にも進出している。 関連記事:住まいのコミュニティサイトHouzzが日本上陸、iemoとは何が違う? 36. Pinterest (2010年創業、画像共有サイト) Pinterestは日本でも馴染みの深い画像共有サイトだ。破壊するにはEC、ソーシャルメディア業界。「趣味や流行をシェアしたい女性ユーザー」がメインユーザーであり、ビジネスとしても「最新のトレンドを発見をしたい女性ユーザー」と「女性向け商品サービスの提供者」を結びつけるプラットフォームとして使い勝手が良い。時価総額は1兆円を超えると予想されており、Pinterstも2019年4月の上場に向けて準備を進めているようだ。 関連記事:Pinterestは来年4月に株式公開の予定 50. SoFi (2011年創業、ソーシャルレンディング) SoFi(ソーファイと呼ぶ)は2011年に創業したP2Pレンディングのスタートアップ。当初は「高金利な奨学金を借りて困っている学生」と「学校の後輩を応援したい社会人」をつなぎ、個人間でお金を貸す仕組みからスタートした。いわゆるFintechスタートアップの代表的な一社だ。現在は住宅ローン、生命保険にまでサービスを拡大させており、推定時価総額は約4500億円とみられている。ソフトバンクが出資したことで日本でも一部で注目が集まった。非常にさかんだった中国で大きな社会問題となりつつあるP2Pレンディング分野 (「金返せ、デモ続出」) だが、今後の展開に注目していきたい。 関連記事:サンフランシスコ発個人間融資サービスのSoFi、5億ドルの大型資金調達を実施中 イノベーションに関する関連記事は こちら 08. "2018 Disruptor50" 資料の総まとめ (2018) 07. フォロー戦略で急成長する破壊者 (2018) 06. 際立った顧客サービスを持つ破壊者 (2018) 05. 常識を覆す低価格を実現した破壊者 (2018) 04. P2Pプラットフォームを持つ破壊者 (2018) 03. 独自のテクノロジーを持つ破壊者 (2018) 02. 業界を破壊する新興企業トップ50 (2018) 01. イノベーションの教科書、iWokrout
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「2018 CNBC Disruptor50」は、ニュース専門局CNBCが毎年発表している世界のディスラプター、トップ50リストである。ディスラプターとは「業界の破壊者」、業界秩序や商習慣にとらわれずに、斬新なビジネスモデルやテクノロジーを市場に持ち込み、驚くべきスピードで顧客を獲得している企業を指す。(詳しくは こちらの記事 をどうぞ) このブログでは、独自の基準で、この50社の「5つのタイプ」への分類を試みた。
今回の記事では「独自のテクノロジーを武器として業界を破壊するテクノロジー型」のディスラプター17社につき主要なスペックを記するとともに、イノベーションの基本となる「顧客」「課題」「事業の着眼点」についてシンプルな言葉で整理してみたい。
なお「独自のテクノロジー」の判断基準は、他社から購入することのむずかしい技術かどうかとした。例えば「ドローン」は新しい技術であるが、専門企業から購入が可能なため、ドローン関連企業はこのタイプからは外している。 トップ50に含まれた17社をおおまかに分類すると以下のようになる。
また、全50社のテクノロジーの全体的な傾向についてもまとめておきたい。 ディスラプター50社のコアテクノロジー (CNBCの元記事を参考に筆者の方で分類。複数カウントあり) を分析すると以下のようになった。なお、50社それぞれのコアテクノロジーについては こちらの記事 に記載した。
ディスラプターが圧倒的に採用しているのが、AIによる「機械学習」である。(機械学習については、講義「アイデアにAIと未来予測を組み込もう」を参照のこと) 50社のうち6割がコアテクノロジーとしての活用を宣言しており、もはや汎用技術といってもよいレベルになっている。 ついで多いのが、ネットワークの高度化にともない、独自の「セキュリティ技術」で強みを持つ企業だ。Fintech関連および企業向けセキュリティサービスがが中心である。続く技術は「IoT (Internet of Things)」で、16%の企業がコアコンピタンスとしていることがわかった。 業界を破壊するテクノロジーとして筆者が注目している「ブロックチェーン技術」に関しては、実用化しているのは、分散型個人認証スタートアップの買収などで多角化を進める仮想通貨取引所 Coinbase社と手数料のない金融取引所 Robinhood社のみであり、まだ実験段階であると推測される。 最後に参考として、テクノロジートレンドの指標とされることが多い、Gartnerの「テクノロジー・ハイプサイクル」の最新2018年版を紹介しておきたい。テクノロジーが生まれ、注目され、導入され、安定していくサイクルをあらわしたグラフだ。 イノベーションに関する関連記事は こちら 08. "2018 Disruptor50" 資料の総まとめ (2018) 07. フォロー戦略で急成長する破壊者 (2018) 06. 際立った顧客サービスを持つ破壊者 (2018) 05. 常識を覆す低価格を実現した破壊者 (2018) 04. P2Pプラットフォームを持つ破壊者 (2018) 03. 独自のテクノロジーを持つ破壊者 (2018) 02. 業界を破壊する新興企業トップ50 (2018) 01. イノベーションの教科書、iWokrout 今年から「イノベーション講義」に最新トレンドを盛り込むことにした。 事業アイデアを発想する際に「急成長するユニコーン (時価総額10億ドルを超える大型ベンチャー) たちは、どんな課題や着眼点をもって事業を起こしたいるか」を知ってもらうためである。 調査対象とするスタートアップは、NBC系のニュース専用放送局であるCNBCが2013年から毎年発表している「CNBC Disruptor50」に準ずることにした。 Meet the 2018 CNBC Disruptor 50 companies https://www.cnbc.com/2018/05/22/meet-the-2018-cnbc-disruptor-50-companies.html ディスラプターとは、読んで字のごとく「業界の破壊者」、すなわち、業界秩序や商習慣にとらわれずに、斬新なビジネスモデルやテクノロジーを市場に持ち込み、驚くべきスピードで顧客を獲得している企業である。 2018年に選出された50社の予想時価合計は3,500億ドル (うち33社は10億ドル超のユニコーン) であり、VCからの資金調達も780億ドルに達している。なお、ディスラプターの選出方法がCNBCサイトに示されているので、以下に要約しておこう。
さらに、この「2018 CNBC Disruptor 50」の情報をベースとして、各ディスラプターの特性を独自に5つのタイプに分類してみた。
このような五視点で分類し、それぞれの着眼点やキーテクノロジーをまとめたのが以下の表である。 今後、これらのデイスラプター個々の企業につき、その特長をまとめていきたい。特にリーンスタートアップの考えにもとづき、各企業の「ユーザー」「解決したい課題」「新しい着眼点」をシンプルに明示することで、イノベーション創出の参考にできればと考えている。
イノベーションに関する関連記事は こちら 08. "2018 Disruptor50" 資料の総まとめ (2018) 07. フォロー戦略で急成長する破壊者 (2018) 06. 際立った顧客サービスを持つ破壊者 (2018) 05. 常識を覆す低価格を実現した破壊者 (2018) 04. P2Pプラットフォームを持つ破壊者 (2018) 03. 独自のテクノロジーを持つ破壊者 (2018) 02. 業界を破壊する新興企業トップ50 (2018) 01. イノベーションの教科書、iWokrout 後期、月曜5限「インキュベーション塾」の講義スライドです。
「インキュベーション塾」は、前期の「起業論1」からチームとプロジェクトが引き継がれる講義です。しかし、ひとつ問題があります。それは12チームのプロジェクト進捗状況に大きな差がでてしまったこと。 そこで講義の進め方を大胆に変えました。前期は僕が流れをコントロールする「同期型のワークショップ方式」をとっていましたが、後期はチームの進捗を自主性に委ねる「マイペース・ラーニング方式」に切り替えることにしました。 12チーム(各チーム4〜5名)は、イノベーション教科書 "iWorkout" にしたがって、自主的にチーム学習を進めます。ただし進捗は教科書にあるレベルに準じ、講義中の成果はLINEグループでクラスに共有します。 "iWorkout 2018.09版" に準じたプロジェクトレベル レベル3 実在する課題を特定する 1. 課題仮説を設定 2. インタビューを実施し、CPFをクリア レベル4 新しい着眼点を発想する 1. HMWを使って新しい着眼点を探索 2. 新しい着眼点にもとづきジョブを設定 レベル5 ソリューションを構想する 1. ジョブをベースに理想体験を探索 2. 理想体験を実現するソリューションを構想 レベル6 プロトタイプを制作する 1. ビジネスモデルの全体像を設計 2. プロトタイプを制作 レベル7 ソリューションを検証する 1. インタビューを実施し、PSFをクリア 2. プレゼンテーションを準備 講義開始後10分と講義終了前10分に、各チームの進捗状況や出欠状況をLINEグループに投稿するのが唯一ルール。あとはチームごとの自主性にまかせた運営としました。ただしCPF(顧客課題フィット)とPSF(課題解決フィット)は評価を受ける必要があり、最終講義までにプレゼンテーションまでたどり着くという共通目標を設定しています。 講義の間、僕は各チームをまわり、個別のコーチングに徹しました。で、今日一日やってみた感想だけど、僕がペースをコントロールしていた「起業論1」のときよりも、みんなの顔つきがずっと輝いてるように見えました。その理由も考察してみました。 僕が流れをリードしないことで ・自らが「時間を完全にコントロールしている」ことで自主性と集中力が生まれる ・自らで「リーンスタートアップのプロセスを理解しよう」という意欲が生まれる ・自らのペースで進めるので「理解できずに進む」「先に進めずダレる」がなくなる ・成果やチーム進捗をクラス全体に共有するので「ピア・プレッシャー」が働く やっばりナチュラルでオープンなのが一番だね。みんなの進捗を無理にコントロールせず、自主性に流れを委ねる。性善説から生まれる内発性のパワーを体感し、僕自身、とても大きな学びを得ることができました。 今回チャレンジした「マイペース・ラーニング」と「アクティブ・ラーニング」の組み合わせは、新しい学びの場においてキーとなる学習技術と考えています。この半期、さらなる学びを得られるといいな。みんな、ありがとう。後期もよろしくね。 イノベーション講義の集大成、"iWokrout" を公開します。
ベースとした理論は、リーンスタートアップ、デザイン思考、ジョブ理論、ビジスネモデルキャンバス。それに僕の起業家経験とAIテクノロジーで味付けした、全281ページの講義資料です。 大学の講義のごとに学生の反応や進捗を確認しながら、細かいブラッシュアップを重ねてきました。 僕自身、27年間にわたる起業家人生で、数多くの新規事業を創造し、成功と失敗を繰り返してきました。この教科書が広まることで、次世代を担う起業家のみなさんの成功確率がすこしでも高まれば、それに越した喜びはありません。 2018年7月16日 「起業論1」第14回 Demo Day
「起業論1」最後のプレゼンテーション。 全15チームから工夫のこらこらした発表がありました。 熱のこもった内容で、かなりの時間超過になっちゃってごめんなさい。 最後に、後期「インキュベーション塾」にむけての案内をお話しました。 後期はみんなのアイデアをいよいよカタチにしていきます。 僕も各チームに入り一緒に企画するつもり。 楽しく熱中できる講義になるよう、夏休みに作戦を練っておきます。 半期の講義、おつかれさまでした! 「起業論1」「インキュベーション塾」講義は こちら 13. プレゼンテーションの準備をしよう 12. 新しい着眼点を発見しよう 11. インタビューで課題を検証しよう 10. 課題インタビューを設計しよう 09. カスタマージャーニーを考えよう 08. インサイトを探索しよう 07. ペルソナを設定しよう 06. プロジェクトチームを立ち上げよう 05. フィードバックを得てアイデアを絞ろう 04. アイデアにAIと未来予測を組み込もう 03. アイデアを発想しよう2 02. アイデアを発想しよう1 01. イノベーションメソッドを学ぼう 2018年7月9日 「起業論1」第13回 プレゼンテーションの準備をしよう
早いもので、もう13回目。 来週は「起業論1」締めくくりのプレゼンテーションです。 今日はその準備。プレゼンの極意も伝授しました。 時間の関係で講義内で動画を紹介できなかったけど、これも参考にしてね。 サイモン・シネック「優れたリーダーはどう行動を起こすか」 https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action?language=ja ナンシーデュルテ「素晴らしいプレゼンテーションにはフォームがある」 https://www.ted.com/talks/nancy_duarte_the_secret_structure_of_great_talks では一週間後に。 みんなからどんな発表が聴けるか、 お菓子用意して、楽しみにしてるね。 「起業論1」「インキュベーション塾」講義は こちら 12. 新しい着眼点を発見しよう 11. インタビューで課題を検証しよう 10. 課題インタビューを設計しよう 09. カスタマージャーニーを考えよう 08. インサイトを探索しよう 07. ペルソナを設定しよう 06. プロジェクトチームを立ち上げよう 05. フィードバックを得てアイデアを絞ろう 04. アイデアにAIと未来予測を組み込もう 03. アイデアを発想しよう2 02. アイデアを発想しよう1 01. イノベーションメソッドを学ぼう 2018年7月2日 「起業論1」第12回 新しい着眼点を発見しよう さて、長かった課題仮説の検証プロセスも最終段階。 現時点で、15チームのうち6チーム(下記図の紺色)は課題仮説の検証を終えて「顧客課題フィット」(Customer-Problem Fit) を実現しました。残る9チーム(水色)ももうちょいとのこと、先が見えた状態となっています。 課題に関する大きなピボットは1チームのみ。僕の当初想定よりも順調です。みんな、熱心に講義に参加してくれてありがとね。 仮説検証が未完了のチームは継続して「ユーザー」「課題」「代替品」の特定を進めますが、おおよそ方向性は見えたので、今日からは全チームとも「課題解決フィット」(Problem-Solution Fit) に入ってゆきます。 そのファーストステップは「新しい着眼点の発見」、長い起業プロセスの中でも、もっともクリエイティブな発想を楽しめるフェーズです。発想ツールは、今までの試行錯誤で一番よい成果を出している「デザイン思考のHMW 〜 How Might We?」を活用します。 なお、一般的なリーンスタートアップ学習では「ビジネスの成功 (規模や利益)」を目標として着眼点を探しますが、この講義では「人を本質的に幸せにするかどうか」を基準に、着眼点探しを進めます。これは僕の強いこだわりであり、学習院から「人を幸せにする起業家、ビジネスパーソンを輩出したい」という思いを込めているものです。 講義の時間だけでは完了しないものだと思うので、課題仮説の検証とともに、宿題としてチームでしっかり考えてきてもらえるとうれしいです。 さて、早いもので来週はもうプレゼンテーションの準備。 もうあと二回で前期は終了です。みんなの発表を楽しみにしてるね! 「起業論1」「インキュベーション塾」講義は こちら 11. インタビューで課題を検証しよう 10. 課題インタビューを設計しよう 09. カスタマージャーニーを考えよう 08. インサイトを探索しよう 07. ペルソナを設定しよう 06. プロジェクトチームを立ち上げよう 05. フィードバックを得てアイデアを絞ろう 04. アイデアにAIと未来予測を組み込もう 03. アイデアを発想しよう2 02. アイデアを発想しよう1 01. イノベーションメソッドを学ぼう 2018年6月25日 「起業論1」第11回 インタビューで課題を検証しよう
今週から課題インタビューがはじまりました。 チームそれぞれ、インタビュー結果がLINEグループにあがってきたね。今回の講義では「KJ法」と「ジャベリンボード」を活用して集まった情報を整理し、次のインタビューに望むための準備をしました。 来週は「痛みを持つユーザー」「そのユーザーが抱えている課題」「その課題を解決するための代替案とその問題点」の3つを特定することで「世の中に存在している課題」を確実に捉える予定です。 できるかぎり課題の質を高めることが、遠回割のように見えて成功への近道です。 ちょい地味な作業だけど、がんばって進めてみてね。 「起業論1」「インキュベーション塾」講義は こちら 10. 課題インタビューを設計しよう 09. カスタマージャーニーを考えよう 08. インサイトを探索しよう 07. ペルソナを設定しよう 06. プロジェクトチームを立ち上げよう 05. フィードバックを得てアイデアを絞ろう 04. アイデアにAIと未来予測を組み込もう 03. アイデアを発想しよう2 02. アイデアを発想しよう1 01. イノベーションメソッドを学ぼう 2018年6月18日 「起業論1」第10回 課題インタビューを設計しよう
「ペルソナ」「インサイト」「カスタマージャーニー」とステップを踏んでユーザーの理解を深め、「課題仮説の設定」まで来たね。 さて、今週からいよいよ外に出てインタビュー。今回はジャベリンボードなどを使用して、その準備をしてみました。 インタビュー自体は宿題だけど、ここをしっかりこなして、世の中に存在している課題を確実に捕まえることが、遠回りに見えて事業創造の最短距離です。できるだけ丁寧に進めてもらえるとうれしいです。 来週の進捗、楽しみにしてるね〜 「起業論1」「インキュベーション塾」講義は こちら 09. カスタマージャーニーを考えよう 08. インサイトを探索しよう 07. ペルソナを設定しよう 06. プロジェクトチームを立ち上げよう 05. フィードバックを得てアイデアを絞ろう 04. アイデアにAIと未来予測を組み込もう 03. アイデアを発想しよう2 02. アイデアを発想しよう1 01. イノベーションメソッドを学ぼう |
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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