今回の悩みの主人公は、某飲食チェーン店で働く大学三年生。
彼は二人の社員のもと、40名ほどのアルバイトを束ねるバイトリーダーとして働いていますが、決められたシフトがなかなか守らないという悩みを抱えています。 バイトのシフトは、個人の能力や相性を配慮して万全の顧客サービスを提供できるように考えられているので、直前にメンバーが変わると、顧客サービスの質が低下したり、特定の人に大きな負担がかかってしまうからです。 一方、バイトの立場で考えると、そもそも「シフトを一ヶ月前に提出する」というチェーン店の決めごとがかなり厳しく感じます。講義やゼミ、部活など、優先せざるを得ない予定が入ることもままあり、シフトの穴をあけないように、友人に入ってもらっているのです。 主人公の悩みは、ルールを決めるべきか。それによる弊害はないか。つまり、多くのリーダーが抱えている「自由と規律のジレンマ」と言えるでしょう。講義の途中では、ルールや賞罰における注意点について触れ、みんなのアイデアをバックアップしました。 今回も、93チームから実に多様なアイデアが出て、解決の糸口が見つかったようです。学生たちの意見や講義の感想、さらに主人公のコメントまでスライドを入れてあるので、ぜひ参考にしてみてください。 では、また来週に。 「リーダーシップ」講義は こちら 01. 共感される目標を設定したい
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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