コメントシートにかかれた学生の質問への回答集、第二弾。 組織や人間関係、それに恋愛の悩み編。 講義が「企業経営やソーシャルキャピタル」なこともあり、組織や人間関係の質問は、就活と並んで一番多かったです。こちらのスライドは、それらをまとめて再編集したものです。 僕は若いころは、ほんとに悩んでばっかりだったなあ、と思いつつ、長い経験から何かプラスになることがあれば伝えたいと思い、学生のリアルで切実な悩みに回答してみました。 ちなみに、前回の相談室はこちらです。 ・[とんとん悩み相談室] 一番切実。就活の悩み編 なお、このコンテンツは、Downloadページ からダウンロードも可能です。 また「Z世代に関する情報」については こちらのベージ にまとめています。 ・Z世代の世界へ、ようこそ
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オリジナルのコメントシートつくったら、質問をもらうようになりました。 その質問に講義冒頭で答えていたら、いつしか質問が増えてきました。 不思議なことに、騒がしい教室も、学生の質問に答え始めるとシーンと聞いてくれました。 それを繰り返していたら、上期だけで200件もの質問に回答していたことに気がついたのです。 シーンとして聞いてくれてたってことは、きっと彼ら彼女らにとって大切なメッセージを含んでいるのかもしれない。いつでも読み返せるように編集すれば、何かの時に役に立つかもしれない。 そう思って、この「とんとん悩み相談室」というコンテンツをつくってみました。 ただ、なにせ量が多いので、四つに分類し、似たような質問は集約もしてみました。 1. 一番切実。就活の悩み 2. 人間関係や組織の悩み 3. もろもろ、人生の悩み 4. とんとんのこと教えて 初回は就活の悩み。チームdotのリーダーであるトミーが解決したい課題として取り上げたこともあり、僕も深い関心をもって関与しており、過去にはこんな記事も書きました。 ・「ノックは3回、おじぎは30度なんてもういらない。人事のみなさん、本当の私たちを見てください」という学生が考えた、新しい就活のカタチ「Z-1チャレンジ!」 過去二回の氷河期を経験された方々から見れば、今の売り手市場で文句なんて「なんて大甘なんだ!」と感じるかもしれません。が、本人たちにとってみれば「人生の一大事」。ずっと右肩下がりで、しかも世界一の高齢社会である日本を支えていかないといけないからです。 そのため、Y世代と比較しても「経済的な安定」を望む学生の比率が年々高くなっています。さらに、インスタやツイッターで、見たくもないのに友だちの就活状況も目に入ってしまい「自分はこのままで大丈夫なのか」と焦りのループに入ってしまう。そんなわけで、Z世代にとって就活は悩みの筆頭分野なのです。 この回答を通じて、就活で悩む学生のみならず、社会人、特に人事や求人関係のお仕事をしているみなさま、大学生の子を持つ親御さんにも、プラスになることがあればうれしいです。 なお、このコンテンツは、Downloadページ からダウンロードも可能です。 また、残り3つのジャンルも、順に公開していく予定です。 また「Z世代に関する情報」については こちらのベージ にまとめています。 ・Z世代の世界へ、ようこそ 過去のZ世代の関連記事は こちら 04. Z世代、価値観の異なる4つのタイプ 03. Z世代と語ろうZ 02. Z世代の新ルール 2018 01. Z世代レポート、ソーシャルネイティブを探る 1月19日にアップした「Z世代資料」に、消費関係のデータを追加したり、わかりやすく加筆修正したりと、大幅にバージョンアップしましたので、こちらで共有されていただきます。 内容に関しては
今回、新たに追加した資料につき、いくつかピックアップしてご紹介しますね。 なお、こちらの資料は Downloadベージ でダウンロードできます。 また、最後の「Z世代、4つのタイプ」に関して動画が含まれています。 動画をごらんになりたい方は「Z世代、価値観の異なる4つのタイプ」をご覧ください。 また、この資料は「イノベーションチームdot」とのコラボで開発しています。100名を超えるZ世代が集まり、ティール組織を創ろうと試行錯誤している、めちゃ前向きな学生組織です。多くの企業ともコラボしています。ご興味ある方、チームの資料を こちら でご覧ください。 Z世代の関連記事は こちら 04. Z世代、価値観の異なる4つのタイプ 03. Z世代と語ろうZ 02. Z世代の新ルール 2018 01. Z世代レポート、ソーシャルネイティブを探る 日本のZ世代について講演する機会も増えてきたので、関連する資料を集大成してみました。 内容に関しては
特に新しい資料として、Z世代が育った環境を体感できる11のグラフをそろえてみました。 そのうちいくつかをご紹介しますね。 なお、こちらの資料は Downloadベージ でダウンロードできます。 また、最後の「Z世代、4つのタイプ」に関して動画が含まれています。 動画をごらんになりたい方は「Z世代、価値観の異なる4つのタイプ」をご覧ください。 Z世代の関連記事は こちら 04. Z世代、価値観の異なる4つのタイプ 03. Z世代と語ろうZ 02. Z世代の新ルール 2018 01. Z世代レポート、ソーシャルネイティブを探る 約3000名の若者を対象に行った「Z世代レポート」において、クラスター分析した結果、価値観の異なる4つのタイプが見出されました。 ・様子見フォロワー 価値観のばらつきが⼤きい。自己主張せず、空気を読む ・省エネペシミスト ⼈づきあいが苦⼿で悲観的。真⾯⽬な性格のミニマリスト ・ソーシャルよいこ SNS大好きでトレンドに敏感。他⼈の⽬を気にして悪目立ちを嫌う ・人生ガチ勢 リーダー気質を持つ社交家で、伝統的価値観が強い。⼈⽣を楽しむ チームdotでは、パナソニックさんが開発した「振るとスパイスの代わりに声が聞こえるプロトタイプ、スパイスボトル」を使って、各タイプが食の場でどんなインサイトを持ち、どんな行動をし、どんな製品サービスを求めているのかをディスカッションし、見えてきた特性をショートムービーにまとめました。 そのムービーを放映したパナソニックさんイベントの動画はこちらでご覧になれます。 ・2018/10/31@東京国際フォーラム 「平成世代がデザインする未来のくらし」 Z世代の関連記事は こちら 03. Z世代と語ろうZ 02. Z世代の新ルール 2018 01. Z世代レポート、ソーシャルネイティブを探る 友人の佐藤尚之が主催する「さとなおオープンラボ」卒業生が集まるコミュニティ、4thにてお話させていただいた内容を、すこし加筆修正してアップします。
「Z世代レポート」と「チームdotにおけるインサイト会議」をもとに制作した資料です。 個人的には、チームdotの2018新歓パーティで、Z世代たちに聞いた「SNS観」が特に興味深いです。いくつか面白かったものを ... SNSがなかったら? 「圧倒的不便 せまい・ばえない・つながらない」 SNSと一体になった日常生活 「FACEBOOK 顔が見える世界」 バーチャルではない、リアルだけでつながった世界 「限界集落 インフラなき世界」 Z世代にとって、SNSはなくてはならないインフラ 「まいご 誰か私を見つけてよ」 つながらない孤独。ひとりぼっちへの不安 あなたにとってSNSとは? 「仮面舞踏会」 美しい仮面をつけて、キラキラな自分を演出する場 (特にインスタ) 「合法ドラッグ」 教室でも電車でも食卓でもベッドにも。SNS依存はまるで麻薬 「別れとの別れ」 卒業しても、退職しても、いつでも繋がる、分離のない人間関係 「腎臓」 最悪(ひとつ)なくなっても生きていける。でも大切さは内臓のよう Z世代の関連記事は こちら 02. Z世代の新ルール 2018 01. Z世代レポート、ソーシャルネイティブを探る 今の大学生たちZ世代は、いったいどんなことを考えているんだろう。
そんな疑問が、マーケターや人事担当者の方々から毎日のように漏れ聞こえてきます。ソーシャルネイティブと言われる彼ら彼女らの生の声を聞いてみたい方向けに、講義でのコメントシートをまとめた資料を公開したいと思います。 第して「Z世代の新しいルール 2018」です。 この資料は、2018年4月24日と5月1日に行われた学習院大学の講義「企業経営とソーシャルキャピタル 第三回 ソーシャルキャピタル、光と陰」において行ったアンケート調査の結果です。質問の文脈を知りたい方は、講義スライドをご覧ください。 ただし、アンケートの目的は学生たちのソーシャルキャピタルへの理解を深めることであり、厳密な調査手順をとってませんので、数値も入っていますが、おおよその体感値としてご参照するに留めてください。 ちなみに、この調査は講義内で2016年、2017年と行ってきました。「ソーシャルメディアの影響を強く受けている層」が多いのは当然ですが、その段階を超えて「ソーシャルメディアの影響を客観的にとらえて受容している層」が年々増えて、今では拮抗していることが興味深いと感じます。 例えば、過去に特徴的だった「LINEの既読無視の問題」ですが、今年の調査では「既読無視を許容する文化ができつつある」と回答した学生が6割を超えたことなど、その典型と言えるでしょう。 7つに分けたジャンルそれぞれで、同様の傾向がみられており、ソーシャルメディアの利用法や心理的影響が年々成熟してきている様子が伺えます。 [調査ステップ] 1. 4/24講義(出席学生約340名)にて、「君たちZ世代の新しいルールをおしえてほしい」と質問しコメントシートにて回収。そのうち特徴的なものを抜粋した。質問の文脈は講義スライドを参照のこと。 2. 5/01講義(出席学生約300名)にて、4/24の回答のうち特徴的な35件に対して、「自分自身が共感するものを教えてほしい」と伝えて、リアルタイムにLINE投票(回答者のみ、複数回答可)を実施した。 なお、Z世代に関する定量的な調査についてはこちらをご覧ください。 約3000名の若者を対象に、Y世代とZ世代に対して行った調査のサマリーです。 Z世代の関連記事は こちら 01. Z世代レポート、ソーシャルネイティブを探る 「Z世代レポート2018」結果ダイジェストのリリースについて
「Z世代」という言葉を聞いたことがありますか? きっとピンとこない人が多いと思いますが、1995年以降に生まれた若者、つまり君たちの世代のことです。他にも「ミレニアル世代」とか「さとり世代」とかまとめられて語られて、あまりいい感じはしないかもだけど、世間で言われていることが本当かどうかを本格的に調査してみたので、自分ごととして読んでみてね。 そもそも、この調査をしたきっかけは、講義「企業経営とソーシャルキャピタル」の中で、スマホでつながった「君たちの新村社会」について教えてほしいと問いかけたことなんだ。この時、あがったみんなの声はこんな感じでした。
実にいきいきとした回答で「ソーシャルメディアがZ世代の考えや行動に与える影響」にあらためて興味を持ちました。 君たちの先輩「Y世代」(今の22-35才)」は、インターネットや携帯電話に子供のころから親しんでいたことから「デジタルネイティブ」と言われていたんだけど、君たち「Z世代」(今の22才未満)」は、中高生のころからスマホでソーシャルメディアを使いこなす「ソーシャルネイティブ」であり、他人との緊密なつながりに囲まれて育ったことが特徴です。 そういった背景から一般的にZ世代が言われていることがあります。「お金やキャリアに保守的な考えを持つ」「人種や性別にはリベラルで自然体を好む」「場の意見に同調しがち」「ブランドよりも自分らしさが大切」「娯楽や経験などに多くのお金を使う傾向がある」「SNS投稿が目的化した行動が多い」などなど。 でもそれは本当なんだろうか?そんなに単純なことなんだろうか? 残念ながら日本人を対象とした本格的なZ世代の実態調査がなかったので、それが科学的に確認することはできませんでした。 そこで去年の9月に、学習院大学のイノベーションチームdotメンバー、僕が経営するループス(調査分析担当)、それに友人のさとなおが経営する4th(マーケティング担当)の三者がチームになり、Y世代・Z世代の若者約3000人を対象に、価値観やライフスタイルについて調査してみたのがこの「Z世代レポート2018」です。実施後の分析や検討、裏付けインタビューなどにずいぶん時間がかかったけど、ようやく「調査ダイジェクト」としてここにサマリーを発表するまでにいたり、ホッとしました😊 調査内容については、ぜひスライドを見てみてください。君たち「Z世代」だけでなく、先輩「Y世代」との比較についてもいろいろ調査、考察をしています。講義でも、折にふれてこの調査結果を引用していくと思います。また、この調査結果などについて、なにか感じたことなどあればぜひ遠慮なく僕あてにコンタクトしてね。 調査結果ダイジェストはSpeakerDeckから ダウンロード できます。ご自由にどうそ。 調査元リンクはこちらです。
ご協力いただいた関係者のみなさまに深く感謝いたします。特にループスの原田千佳さんはこの調査におけるまとめ役として、中心的な立場で関与していただきました。ありがとうございました!
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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