僕は、日常的に「hintゼミ」に参加いただいた受講生の方々から、職場の切実な悩みをお伺いしています。その数はすでに数百ケースに及びますが、それぞれが異なる環境で、さまざまな悩みがあると改めて感じてます。 経営学の理論をベースに、多様な環境の中で実践し、その結果をフレームワーク化していく。このような理論と実践を相互作用させる知のサイクルを何度も回すことで生まれたのが「hint リーダーシップ・フレームワーク」です。 中でも、今回は特に「むずかしい職場における心理的安全性の高め方」にフォーカスし、講座スライドを作成してみました。このアプローチで「職場がほんとによくなった!」と多くの喜びの声をいただいているメソッドです。 「ケース別 心理的安全性の高め方」講座スライド (クリックすると進みます) 実際に現実の職場のお話を聞いていて、 うーん、これはむずかしいなと思うケースは、 ① 上司が昭和型で、場の安全性などにはまったく無頓着で困ってる。。。 ② 上司は結果と数字にしか興味がない。そういう話をしても聞いてくれない。。。 ③ 部下のやる気に問題があって、自らは発言せずに、指示待ちで。。。 ④ 仲はいいと思うのだが、空気を読みがちで、反対意見がでてこない。。。 ⑤ 自分に課題があることはわかった。でも何から初めていいのかわからない。。。 などに類型化されます。これを「7つの習慣」でコヴィーが話した 「影響の輪」(関心があり、自分に強い影響力がある範囲) と 「関心の輪」(関心はあるが、自分はあまり影響力をもたない範囲) として わかると、次の図のように分類されます。 今回のケースでは、この三つのタイプをベースに どのように心理的安全性を高めてゆけばいいのかをまとめました。 なお、この講座スライドは「みんなの図書館」に入れてありますので、 いつでも閲覧やダウンロードいただくことができます。 「ケース別に考える、心理的安全性の高め方」というスライドです。 ぜひみなさまの職場に活かしてもらえればと思います。 Join the dots「みんなの図書館」 https://www.join-the-dots.net/download.html また、動画や対談も含めて、 生の声で聞いた方がはるかに理解が深めると思います。 ご興味ある方は、hintゼミ無料体験講座に申し込みください。 6月26日(土) 20:00-21:30 にて、 hintゼミ8期の方も4名が参加し、 リアルなお話をさせていただきます。 無料講座の申し込みはこちら https://forms.gle/41dEhrhnmGKM9Zbf7 今期のhintゼミ募集講座はこれでおしまい。 心を込めてお話させていただきます。 ご質問も大歓迎。話がつきるまでお付き合いしますので 講演で、いろいろお話しましょう。
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hintゼミ第9期 無料体験講座のテーマは「心理的安全性」です。 ゼミ内でも、この「心理的安全性は最もホットなテーマとして、 さながら「心理的に安全な場をつくる」ための実験と情報交換の場となり、 日々、ゼミ内の間で、その知見と技術が蓄積されています。 この「心理的安全性」が世界的に注目されたのは、 4年間にわたる「グーグルの生産性改革プロジェクト」の中で チームの生産性を高めるために「最も重要な成功因子」で あることが発見されたからです。 ここで「心理的安全性が高い場」とは、 誰に対しても、本音で意見を言いあえる場のことであり、 逆に「心理的安全性の低い場」とは、 対人関係のリスクが健全な仕事を阻害してしまう場のことです。 なぜ、この心理的安全性が大切なのか。 心理的安全性の権威として知られるエドモンドソン教授は 工業時代から知識時代への変化の結果であると考えました。 では、場の心理的安全性を壊すのは誰か? 多くの場合、場に対して影響力の強いリーダーです。 それはなぜか。 個人的なキャラクターではなく「責任感の罠」からなのです。 具体的に、リーダーが陥りやすい罠はどういうものでしょう? では、現実に、この心理的安全性を高めるためにはどうすればいいのか。 ・厳しすぎると、みんなが萎縮して、心理的安全性が下がる。 ・仲良くなりすぎると、同調圧力が高まり、心理的安全性が下がる。 ・気を使いすぎても、空気を読む場になり、心理的安全性が下がる。 理解はできるが、実践できない。その典型とも言える「心理的安全性」に関して ・6/19 基礎講義:わかりやすく必要な知見やノウハウを集約し ・6/23 技術講義:もっとも大切なコミュニケーションの技術を学び ・6/24 技術講義:リーダーに求められるコーチングの技術を学び ・6/26 実践講義:ガチガチの場をどうひらくか、シーン別に考えます。 4/19 講義「心理的に安全な場づくりの技術」(スライドショー) なお、技術講義 (6/23, 6/24)では、専門講師も登場します。 6/23は、日本プロフェッショナル講師協会認定講師で講演多数、 書籍も多数出版している 瀬川文子さん (hintゼミ5期) 6/24は、大手電機メーカー海外法人社長で、コーチング資格を持ち、 コーチングによる経営改革の経験も持つ 鈴木勇次さん (hintゼミ5期) ともに、hintゼミを卒業した社会人450名以上が参加する 「hintアカデミー」にて、部活をリードする立場で活躍しており hintの雰囲気や価値もあわせて感じていただけると思います。 ご興味ある方は「hintゼミ 無料体験講座に申し込む」をクリックしてくださいね。 いずれの回にも斉藤は参加し、質疑応答にもお答えさせていただきます。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。 5月25日、2021年「ディスラプター 50」が発表されました。 これは、ニュース専用放送局であるCNBCが、 2013年から毎年選出しているランキングです。 ここでいう「ディスラプター(業界破壊企業)」とは、 業界秩序や商習慣にとらわれずに 斬新なビジネスモデルやテクノロジーを市場に持ち込み、 驚くべきスピードで顧客を獲得している企業のことです。 創業15年以内の未上場企業が対象ですが、 50社の予想時価総額の合計は3,880億ドルで うち36社は10億ドル超の「ユニコーン」です。 VCからの資金調達額も720億ドルに達しています。 この3年間の推移を、グラフにしてみました。 さらに詳しい情報、50社の概要については、こちらの「業界破壊企業ページ」にまとめています。ページの最後には「資料のダウンロード」もあります。ご興味ある方は「2021年版 ディスラプター50 資料ダウンロードベージ」をクリックください。 また、6月14日20:00-22:00 に、この「2021年版ディスラプター情報と最新イノベーション手法」をギュッとまとめた「hintゼミ無料体験講座」を実施する予定です。ご希望の方は「業界破壊企業2021と最新イノベーション手法 無料講演」をクリックしてくださいね。
2011年に「ソーシャルシフト」を執筆して以来、 僕は、ひとつのことを考え続けてきました。 それは、「お金視点」で語られてきた経営を 「幸せ視点」でとらえ直せないかということです。 お金は会社の血液です。お金が尽きれば、会社はつぶれます。 僕自身、それを痛いほど経験し、肌身で感じて生きてきました。 では、利益を追求すれば、組織はまわり、成果は上がるのか。 残念ながら、現実の世界はそんなに単純じゃないことを、僕たちは知っています。 なぜなら、成果をあげようとすると、成果は逃げてしまうからです。 ブログ記事 「売上を求めると、売上は逃げていく」の法則 どうすれば「人の幸せ」と「事業の成果」を結びつけて、 持続的に繁栄する経営を実現できるのでしょう。 実は、そのヒントは経営学の中に数多くつまっています。 その貴重な知見を「明日から使える技術」として体系化してお伝えしたい。 それが、hintゼミ創業の志です。 ただし、幸せを価値基準とする「hintゼミ」は、 普通の学校とは遺伝子が異なります。 だから、僕は「hintゼミを組織文化で語りたい」と考えました。 まず、心にひひっかかるのは「幸せ」というあいまいな言葉です。 なので「幸せってなんだろう」をきちんと共有することからはじめました。 カルチャーブック 第一部 (スライドショーで閲覧できます) 続いて、同じぐらいわかりにくいのが「幸せ視点の経営」です。 この言葉が意味することを、誤解がないように言語化して 客観的に伝えることが大切だと考えました。 カルチャーブック 第二部 (スライドショーで閲覧できます) そして、テーマである「幸せ視点のカルチャー」について、 hintゼミでは「幸せ視点の組織運営」をどう実現しているのか その根っこにあるものはなにかを伝えようと思いました。 「hintってどんなとこ?」なんでしょう。 カルチャーブック 第三部 (スライドショーで閲覧できます) hintゼミでは、経営の学びを通じて、 ご縁をいただいたすべての人が「人生の意味」を見つめ、 それを発見できる場になりたいと考えています。 時代の変化を感じ、人生を見つめ、最新の学びを楽しんでほしい。 そして、同じ思いで集まった人たちとの交流を通じて、 天職(コーリング)を発見してほしい。 そんな学びの場をつくっていくこと、 60才を目前に、僕のライフワークはここに絞られました。 なお、この「hintカルチャーブック」は、 hintゼミのページからダウンロードできます。 思いをこめてお話ししてる動画もあります。 この幸せ視点の学びの場にご興味ある方、 ぜひこちらをご覧ください。 hintゼミの新しいサイト https://hint-academy.com/ hintゼミの新しいページ「hintカルチャーブック」をダウンロードできます。 |
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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