企業経営とトップマネジメント、後期12回をかけておこなったリーダーシップ講座の成果を「みんなで創るリーダーシップ2018」としてまとめました。最後に付記した「サーバントリーダーシップ論」も含めると300ページを超える内容になりました。
ベースとなった「リーダーシップ講義」の流れは以下のとおりでした。 ① 毎回一人の学生に登壇してもらい、リアルなリーダーの悩みを話してもらう ② 受講生330名が約90チームにわかれて、その悩みを解決するアイデアを考える ③ 途中で、僕から考えるためのヒントをお話する ④ 各チームがアイデアをLINEグループに投稿する ⑤ 全チームの投稿を見ながら、登壇学生が「アクションしたいアイデア」を決める ⑥ アクションした結果を登壇して発表する とりあげた学生の悩みは、典型的なリーダーシップのジレンマの2/3をカバーしており、社会人ともほぼ共通するものです。 ・すべてのリーダーは悩みを抱えていること ・それは解決可能であること ・実際に行動している頼もしい若者がいること 講義を通じて、これらを体験から感じてもらえればうれしいな。 この資料には、実にリアルな10人の悩みに、90もの多様なチームが考えたアイデアがつまっています。また最後には「サーバントリーダーシップ」についてまとめを入れました。必ずや、今後の人生にプラスになるものと思います。 これからも、悩みや壁にぶつかったら、ぜひこのブログを読み返してください。ここに解決のヒントがきっとあります。それでも解決できなかったら、いつでも遠慮なく僕あてにLINEをちょうだいね。僕はいつでも君たちを応援しています。 「リーダーシップ」講義は こちら 10. 上下の板挟みで悩む 09. 新人がすぐやめてしまう 08. 対話が苦手、でも積極的になりたい 07. 無関心層や問題層に悩む 06. 教育と効率のジレンマに悩む 05. トップダウンから、ボトムアップへ 04. 組織内の温度差を解消したい 03. 不平不満や陰口がつらい 02. 自由と規律のジレンマに悩む 01. 共感される目標を設定したい
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学生の悩みを取り上げて、新しいリーダーシップを考えるシリーズ。
最終回の主人公は、企業のサンプリングプロモーションを行う大学三年生です。 彼女は一年のときからこの仕事をはじめて、今では東京エリアの21人の中でも三番目の古株となりました。でも年上の4年生たち、年下の1,2年生の両方から頼りにされる存在となっており、間にはさまれて気苦労がたえません。 ビジネスでいえば、上と下から挟まれる中間管理職の悩みです。上下の対立関係のなかで、先輩とも後輩ともいい関係でいたいという思いが、彼女の立場を複雑にしています。 今回は最後の悩み編ということもあり、人間関係の悩み全てに通じるアルフレッド・アドラーの心理学、それにエーリッヒ・フロムの愛についての哲学をひとことアドバイスとしてお話した上で、各チームからの提言をもらいました。 さて、来週、再来週は、今まで発表してくれた10名からのフィードバックです。 登壇してくれたみんながどんな成長を見せてくれるのか、とても楽しみにしています。 「リーダーシップ」講義は こちら 09. 新人がすぐやめてしまう 08. 対話が苦手、でも積極的になりたい 07. 無関心層や問題層に悩む 06. 教育と効率のジレンマに悩む 05. トップダウンから、ボトムアップへ 04. 組織内の温度差を解消したい 03. 不平不満や陰口がつらい 02. 自由と規律のジレンマに悩む 01. 共感される目標を設定したい スタートアップを疑似体験する「起業論2」の第10回目です。
前回の講義では、自分が理想とする「ティール組織」の仕組みについて考えてみました。今回は続編として「ティール組織」の働き方についてグループワークをしてみました。 ポイントは「ティール組織」においては「社員が動くエネルギー源が、完全なる内発的な動機づけ」であるということです。では、どんな働き方であれば、指示されることなしで、みんなが自発的に動き出し、協力しあい、仕事を完成させていくのでしょうか? 今回は3つの問いをもとに、グループでワークしました。
バイトとしてしか働いた経験のない学生たちが、自分たちの経験や想像の中で考えたことなので、社会人から見たら浅い議論と思われるかもしれません。 ただ、僕は社会に出る前、ビジネスの常識を見につけてしまう前に、こういう本質的な内容を真剣に考え、話し合い、自分なりの結論を出していくことが、これからの人生においてとても大切な経験、気づきにつながるんだろうと考えています。 「起業論2」講義は こちら 09. ティール組織の仕組みを体感する 08. 理想のティール組織を想像しよう 07. どういう組織をめざすのか? 06. 理想のサービスを設計する 05. 顧客の理想体験を構築する Part2 04. 顧客の理想体験を構築する 03. 顧客のジョブを考える 02. はじめの一歩、何をする? 01. 起業の世界へようこそ |
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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