2018年5月24日 「企業経営とトップマネジメント」第6回 ソーシャルシフト
ソーシャルメディアが世界を覆い、生活者は日常的に自らの体験をシェアするようになりました。商品の使用感、電話での顧客応対、店頭での顧客サービス、購入後のトラブルサポートにいたるまで、ありとあらゆる顧客体験が、一瞬で伝播してしまう時代が到来したのです。 今や、顧客は広告塔であり、顧客接点は「広告が生まれる瞬間」となりました。経営視点で何が変わったか。一言でいうと「顧客も社員も世間の評判も、コントロールできない時代」になったということです。 この話をビジネスパーソンにし続けて、早や6年が立ちました。当初は「話はわかる。でも実際の経営は違う。理想論ですよね」といった感想がほとんどでしたが、時代を経るにつれ「青臭い話」ではなく「現実の話」として聞いていただけるようになりました。 Z世代の君たちにとっては、実はなんの違和感もない考え方で、むしろ、なんで「古い考え方をしている経営者がいるんだ」という感想がほとんどで、頼もしく感じています。 ソーシャルネイティブ、Z世代の君たちが、きっとソーシャルシフトされた社会を創ってくれるはず。僕はその一助になれれば幸せです。では、またね。 「企業経営とトップマネジメント」講義は こちら 05. 数字か、人か (2000年 〜) 04. 数字か、人か (1970年 〜) 03. 数字か、人か (1930年 〜) 02. 経営学の源流を学ぼう 01. 楽しみながら経営を学ぼう
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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