2018年4月10日 「企業経営とソーシャルキャピタル」第1回 オリエンテーション
講義初回のオリエンテーション。「学ぶ意味」「学び方」「学ぶ内容」を伝えます。 この講義のテーマである「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)」は、いい人間関係が組織において重要な資本になるという考え方です。ヒューマンキャピタルが「人そのものを資本」と考えるのに対して、ソーシャルキャピタルは「人と人とのつながり (信頼関係や規範、ネットワーク) を資本」と捉えます。 インターネットやソーシャルメディアにより生活者一人ひとりのパワーが格段にたかまった現在、経営の力点は個人からチームにシフトしており、経営学においても特に注目されている分野のひとつです。 僕の講義では一番人気で、去年は273名の学生が受講してくれました。そのため今年は学習院でも一番広い、460名も入る西五号館地下の大教室での講義となります。大きなクラスになるほど学生との距離が離れ、学びや交流が薄まってしまうので、今年は全面的に「LINEグループ」を活用した講義として、全面的に設計し直します。 講義のゴールは「ソーシャルキャピタル」を深く探求するだけでなく、組織内でいかに良い人間関係を築き、コラボレーションを促進するか を体得すること。「ゴードンメソッド」や「学習する組織」といったメソッドを活用し、君たちが部活やサークル、バイト先ですぐに活かせる内容にしたいと考えて講義を設計しています。 僕を含めたクラス全員がLINEでつながり、随所にアクティブラーニングを取り入れることで、大教室でも楽しく熱中できる学びの空間を創出していきたい。若い君たち一人ひとりに、幸せに生きていくために大切な価値観やスキルを伝えたい。2018年、この講義における僕の目標です。 「企業経営とソーシャルキャピタル」講義は こちら
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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