2018年5月1日 「企業経営とソーシャルキャピタル」第4回 見えざる資本、ソーシャルキャピタル
第四回目のソーシャルキャピタル講義です。 前回までは、広く社会や組織における「ソーシャルキャピタル」を見てきましたが、今回からは「ビジネスにおけるソーシャル・キャピタル」にフォーカスしていきます。 ソーシャルキャピタルは、ヒト(ヒューマンキャピタル)・モノ・カネ・知識・自然に続く第六の経営資本ですが、それを明確に意識している経営者はまれだと言っていいでしょう。まさに見えざる資本なのです。 その本質をわかってもらうために、今回は「星の王子さま」のキツネとビジネスマンのお話を挿入しました。王子様の親友になったキツネがお別れに伝えた秘密「心でしか物事はよく見えないんだ。本当に大切なものは目に見えないんだよ」という言葉に、ソーシャルキャピタルの特質があらわされています。 数値化し、見える化し、それを徹底的に効率化する。そんなビジネスの古い流儀が、見えざる資本、ソーシャルキャピタルを破壊し続けてきました。若いみんなのチカラで、大切なものをビジネスに取り戻してほしいぞ、と密かに期待しながらお話ししました。 さて次回の講義では、見えざる資本に科学のメスを入れていきます。 じゃあ、また来週ねー。 「企業経営とソーシャルキャピタル」講義は こちら 03. ソーシャルキャピタル、光と陰 02. ソーシャルキャピタルって? 01. つながりから価値を生み出そう
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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