後期のスタートアップ講義「起業論2」がはじまりました。 はじめに「起業論1」「起業論2」「インキュベーション塾」と3つの類似講義があってわかりにくいので、ここでちょい解説しておくね。大学ルールで講義の名前を変えるのがむずかしいらしく、わかりにくくてごめんなさい。 前期の「起業論1」 と後期の「インキュベーション塾」は連携した講義で、新しいアイデアをカタチにしていくメソッドを、自分自身が考えた課題で疑似体験していくイノベーション講座です。 後期の「起業論2」は起業を学ぶ講座です。一人で会社を立ち上げ、事業を立ち上げ、売れる仕組みをつくり、組織を大きくし、経営危機に対応する。そんな起業のプロセスを自分ごととして疑似体験できる講座にしたいと願って設計しています。 初回のオリエンテーションは、アート好きの冨田真由美(トミックス)がグラフィックレコーディングの楽しさに目覚め、起業するかどうか迷っているところからスタートします。モデルは実在していて「イノベーションチームdot」の冨田祐希と前田真由美の二人😁です。 主人公にとってはまったく未経験の冒険なので、三人の頼りになるアドバイザーを用意しました。 ・パパ … 大企業のエリートサラリーマン。新規事業開発部長 ・叔父 … 小さな会社の社長。自ら起業し、倒産危機も経験する苦労人 ・兄貴 … 米国に留学して仲間とベンチャーを創業。技術系役員(CTO) ちなみに、講義が「起業論」なので主人公は起業する方向で考えますが、ふだん学生から相談があったときに僕から起業を勧めることはしません。リスクが大きいからです。本人がそれを乗り越えるにふさわしい覚悟を持っていると判断したとき、はじめて起業の相談にも乗ることにしています。 この講座においても、三者三様のアドバイスを受けつつ、主人公は悩みながらも自分の頭で考え、行動していきます。トミックスの起業物語が、みんなの人生に少しでもプラスになればいいなあ。 では、来週からもよろしくね。 ちなみに、講義最後で紹介しているアラン・ワッツの動画はこちらです。
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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