僕の持論、ソーシャルシフトのお話です。 ソーシャルメディアが世界を覆い、生活者は日常的に自らの体験をシェアするようになりました。商品の使用感、電話での顧客応対、店頭での顧客サービス、購入後のトラブルサポートにいたるまで、あらゆる顧客体験が、一瞬で伝播してしまう時代が到来しました。 企業内でも同じです。問題行為やハラスメント行為は直ちに告発され、ブラック企業のレッテルをはられてしまいます。さらには退職者も同様。過去にさかのぼって、企業の不正行為は告発されます。 経営視点で何が変わったか。 一言でいうと「顧客も社員も世間の評判も、コントロールできない時代」になったということです。 企業よ、誠実たれ。 この話をビジネスパーソンにし続けて、早や7年が立ちました。 当時は「話はわかる。でも実際の経営は違う。理想論ですよね」といった感想がほとんどでしたが、時代を経るにつれ「青臭い話」ではなく「現実の話」として聞いていただけるようになりました。 でも、これはZ世代の若者にとっては、実はなんの違和感もない考え方です。 むしろ「なんで、そんな古い考え方をしている経営者がいるんだ」という感想がほとんどで、頼もしく感じています。 ソーシャルネイティブ、Z世代の君たちが、きっとソーシャルシフトされた社会を創ってくれるはず。そんな期待をいだきながら、お話をしてみました。 冒頭で流したプロローグ・ムービー 中盤で流したインター・ムービー 最後に流したエピローグ・ムービー なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。
ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 2019企業経営とトップマネジメントの講義ブログはこちらです。 5. 数字を見るか、人に見るか (2000-2019) 4. 数字を見るか、人を見るか (1970-1990) 3. 数字を見るか、人を見るか (1930-1960) 2. 経営学の源流を知ろう 1. オリエンテーション
1 コメント
|
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
カテゴリ
すべて
|