[2019/8/30 スライド更新] 主たる更新は以下の通りです。 ・P72 顧客体験シフトの源泉となる11のビジネスモデルを明示したこと ・P79-81 8/30に発表された「ガートナーハイプサイクル2019」に対応させたこと ・詳しく こちらの記事 をごらんください。 イノベーションを考える講義を学生や社会人向けに繰り返してわかったこと。 それは、結局のところ「最初のアイデア」の大切さです。 「リーンスタートアップ」では、「解決策」を深く考える前に「確実に存在する課題」の発見にフォーカスします。すると「満員電車をどうするか」みたいな、自分で解決することがむずかしいものがフィルターにかからず、最後まで良質な課題として残ってしまいます。 「デザイン思考」では、課題や解決策ありきではなく「人に共感する」ところからスタートします。すると「誰に寄り添うか」に依存し、「自分の強み」とフィットするか問題が後回しになります。 それ以外、世の中にあるアイデア創出法も探索しました。 およそ「アイデア」に関する良本はウチの本棚に並んでいます。それらはケースバイケースで発想にプラスにはなりますが、イノベーションを創発するためのものではありません。 そのような中で、試行錯誤を重ねてつくったのが、この「hintフレームワーク」です。 目標は「誰でも簡単に、事業創造のタネを発想できる仕組み」をつくることです。 このフレームワークの特徴は 「2019 DIsruptor50」 と準拠させたこと。 実際に成功した世界のスタートアップ事情に基づいているので、最新テクノロジー、最新トレンドにフィットした発想手法になりました。すでに学習院やチームdotなどで活用しており、明確な成果をあげています。 例えばこの写真とエクセル表は、知識ゼロからチャレンジした一般の社会人女性が、一週間で生み出した160個ほどの「イノベーションのタネ」です。送られてきたメールを見て、びっくりしたのはむしろ僕の方でしたw ご本人、三原真理子さんも ご自身のnote にて体験記を描き始めています。 このフレームワークを使うと、ブレーンストーミングと比較して「アイデアの質と量」がどのくらい違うのかを調査すべく、実証実験 も行うことにしました。ご興味ある法人は、お気軽にお声がけください。 なお、この資料は、社会人向け講座「hintゼミ」のテキストとして、downloadベージ でいつでも閲覧できます。また 会員ページ(無料) からはダウンロードすることもできます。今後も、順次最新テキストをアップしていきますので、ご興味ある方はぜひどうぞ。 関連記事 ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・"2019 Disruptor50" 資料の総まとめ
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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