「起業論1」の前半「自分と人を幸せにするコツをつかむワーク」シリーズ四回を終えて、後半「自分の強みから事業アイデアを発想する」シリーズに入りました。 自らの起業体験、それにさまざまな講義経験で得た知見をもとに、イノベーションを創発する「SCVフレームワーク」として集約しました。 ■ SCVフレームワークの基本的な考え方 1. Strength-Step. アイデアを中核となる「自分の強み」を発想する ・組織ないし個人の強み(Strength) を「事業アイデア」の中核とする 2. Cost-Step. 「自分の強み」に「コスト革新のトレンド」を組み合わせる ・強みに関する経験に基づき、価格を下げると需要が急増する「商品やサービス」を考える ・どのようにして価格を下げるのかを、最新の「コスト革新のトレンド」をもとに考える トレンドは「技術」「ビジネスモデル」「視点シフト」の3点から構成される 3. Value-Step. 「自分の強み」に「価値革新のトレンド」を組み合わせる ・強みに関する経験に基づき、価値を高めると需要が急増する「商品やサービス」を考える ・どのようにして価値を高めるかを、最新の「価値革新のトレンド」をもとに考える トレンドは「技術」「ビジネスモデル」「視点シフト」の3点から構成される このトレンドは「コスト革新」と「価値革新」において共通のフレームです。今回は「コストの革新」を考える講義なので、コストと強い相関があるものに赤点線枠をつけています。 それぞれ、事例としては、業界を破壊するスタートアップ・トップ50である「2018 Disruptor50」からセレクトしています。詳しくはこちらをどうぞ。 ・"2018 Disruptor50" 資料の総まとめ ・ フォロー戦略で急成長する破壊者 ・ 際立った顧客サービスを持つ破壊者 ・ 常識を覆す低価格を実現した破壊者 ・ P2Pプラットフォームを持つ破壊者 ・ 独自のテクノロジーを持つ破壊者 ・ 業界を破壊する新興企業2018 トップ50 また、組み合わせを想起しやすいよう、大谷翔平が使ったことで有名になった「マンダラート」をワークシートとして使用することにしました。 8回目、9回目の講義は「コスト革新に基づく事業アイデア」を、 10回目、11回目の講義は「価値革新に基づく事業アイデア」を、 それぞれ考えてゆきます。 新しく考えた イノベーション創発フレームワーク「SCVモデル」で、Z世代からどんな事業アイデアが創出されるのか、とても楽しみです。では、また来週! なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 また、2019起業論1の講義ブログはこちらです。 5. 受け入れる。安心できる場をつくる 4. 完璧主義を手放す。今に集中する 3. シンプルにする。本当の目標を知る 2. 感謝する。幸せにする 1. オリエンテーション
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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