学習院大学の授業「企業経営とトップマネジメント」における未来の組織に関するエッセンスを、80分の講義スライドにまとめました。 物心ついたときから身の回りにある組織。そこにはリーダーがいて、さらにそれを統括するリーダーがして、その上にはトップもいて。人の集まりが効率的にひとつの物事を達成するために、ヒエラルキーがあるのは当たり前。そんな常識の中でわたしたちは育ってきました。 紀元前の兵法書「孫氏の兵法」に組織論の原点があると言われるように、ヒエラルキーのある組織における「人の動かし方」には原則があり、それは不変であると言われてきました。 しかし、インターネットとソーシャルメディアが人々を緊密につないだことで、脈々と続いてきた「人の集まりのあり方」にも劇的な変化がもたらされようとしています。ヒエラルキーのない組織が次々と登場しはじめたのです。 え!でもヒエラルキーがないと ... ・指示命令なしで人が連携しながら動けるの? ・仕事をサボる人、ぜったい出てくるでしょ! ・働く人の評価や給与はどうするの? みたいな疑問が当然でてきますよね。 そのあたりは、このスライドも参考になるし、世界的な未来型企業が参考になりそうです。 ・未来の組織 〜 モーニングスター(相互契約経営)、セムコ(民主主義経営)、ゴア(アイデア市場経営)ゴア(アイデア市場経営) この講義では「ヒエラルキーのない組織」の文脈で語られることの多い「ティール組織」「ホラクラシー」「DAO(自律分散型組織)」の3つをとりあげ、それぞれの概念や特徴を学ぶことで、近未来に現実のものになるであろう組織の変化をとらえてゆきます。 なお、この内容は hintゼミ、五日目の講義です。 受講者の方には、講義補足資料や講義動画も公開されます。 hintゼミの関連記事は こちら です。 ・五日目講義「リーダーシップの技術」 ・四日目講義「共感を育む対話の技術」 ・三日目講義「人のつながりの科学」 ・二日目講義「ずっと続く幸せを探して」 ・一日目講義「楽しく役立つ経営学」 ・いろんな発想法を集約した、ひらめきを生むクエスチョン ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・2019 Discurptor50と連動した「hintフレームワーク」を公開します ・2019 Disruptor50資料の総まとめ また、この資料を含む hintゼミの教科書は、会員ページ(無料) からダウンロード可能です。 (順次アップデイトしていきます)
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著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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