目標や計画を立てたときは気合い入ってたのに、思い通りにいかなくて、いつしか重荷になってきて、、、つらい、わたしってだめ、めちゃ落ち込む。みたいなこと、ありませんか? プランを考えた直後は「成長してる自分」を想像して、めっちゃワクワクしてるんですよね。でも、結局「理想」と「現実」のギャップを埋められず、結局は自己嫌悪で終わってしまう。こんな悩みを抱える人は多いかもしれません。 経営学者のピーター・センゲは、経営学の名著『学習する組織』の中で「ビジョンこそ、組織や個人が進化するための推進エネルギーである」とし、ビジョンの大切さを説きました。 絵で書くとこんな感じ。輪ゴムをはさんで、上がビジョン、下が現実。その間に引っ張りあう緊張状態(テンション)が生まれ、それが行動するためのエネルギーになる、という考え方です。 「理想と現実のギャップ」があることは素晴らしいこと。なぜなら、そこに「自分を成長させてくれるヒントとエネルギー」がつまっているから。そのような緊張状態を創造的なエネルギー源としてポジティブに捉える態度を、センゲは「クリエイティブ・テンション」と表現しました。 でも、現実には、なかなかそうはいきませんよね。 相手があるような仕事だとなおさらです。 例えば、課長があなたに大切なイベントのリーダーをまかせたとしましょう。あなたは気合いをいれてチームの目標や計画を考え、メンバーとともにプロジェクトをはじめますが、すぐにいろいろな問題がおきてきます。 計画しても、メンバーが自発的に動いてくれない。 集客も予定通りにいってない。ガラガラかも。どうしよう。 やばい。このままだと大変なことになる。 こんな時、あなたならどんな気持ちになりますか? ほとんどの場合は「理想と現実のギャップ」にショックを受けて、感情的な態度をとってしまうのではないでしょうか。センゲは、そのような態度を「エモーショナル・テンション」と呼び、学習の妨げになると注意を喚起しました。 例えば、こんな反応です。 物事がうまく行かない時に「エモーショナル・テンション」に落ち込むと、ほんとうにつらい精神状態になっていきます。僕もそうだし、誰しもが経験あることだと思います。 こんな時、わたしたちはどうすればいいのでしょう? 僕は、次の5つのステップで、この「エモーショナル・テンション」を「クリエイテイブ・テンション」に切り替えるよう心がけています。 ① 自分の不機嫌さと、そのの原因に気がつく この状態になると、仕事を離れても気分の切り替えができず、気持ちが塞いでしまうことが多い。ご飯食べても、人とあっても、なぜかブルーになったり、不機嫌になったり。そんな時の最初の一歩は「自分の不機嫌さ」に気がつくこと。そして、自分の心を内省して、無意識の中でうごめくイライラの原因「理想と現実のギャップ」を発見することです。 ② 今の自分、今の状態を、そんまんまに受容すること イライラのことを見つけたら、次に自分に優しくなること。だって、今の自分や現実を直ちに変えることは、きっとお釈迦様でもできません。だから、無理に現実を変えようとは考えず「これがわたしだし、これが現実。今はこれでいいんだ」と、無条件に受容してあげる。そうすると自己否定がとまり、ちょっと気持ちが楽になります。 ③ 結果ではなく「学習にこそ価値がある」と意味づけを変える 目の前にある現実と理想とのギャップは「学習するためのエネルギーであり、自己成長のためのチャンス」なんだと、現実をとらえ直してみる。「現実そのもの」ではなく「現実に対する「自分の中の意味づけ」を変えてみる。ここがターニングポイントです。 ④ 今、目の前にあることに集中する 今の現実を学習のチャンスととらえたら、あとは 自分の持つ心理的エネルギーを100%、今に集中する。心のカメラのピントを、今この瞬間にぐっとフォーカスするようなイメージを持つといいと思います。すると、自然と「過去への後悔」と「未来への不安」という、自分を苦しめる悩みの素が頭の中から消えてゆき、ポジティブな気持ちが復活してきます。 ⑤ 自分の持つ創造性を発揮する ここではじめて、今まで自分がたどってきたプロセスを客観的に振り返り、未来をよりよくするヒントを探します。自己否定は、学習にはマイナス効果しかないのでご法度です。効果的なのは、同じ環境の友人がいると想像し、友人の相談にのるイメージを持つことです。(自分のことになるとだめになっちゃうメカニズムを「ソロモンのパラドックス」といいます。これはまた別の記事で) そこで学びのタネを発見したら、未来をつくるアクションをクリエイティブに考えてゆきます。自分の悩みを打ち明けて、チームの仲間に相談するのもいいでしょう。 このプロセスを体得できると、常に 自分の持つ潜在能力を100%活かす ことができるようになります。 結果はどうでるかわからないけれど、少なくとも自分のできるベストの結果を出すことができるし、最高の成長を得られます。そして多くのケースでは、あなたのポジティブな態度に対して、まわりから称賛の目で見られるようになるでしょう。 これが「クリエイティブ・テンション」のつくりかたです。 これができると、ほんとうに人生が変わります。 ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。 きっと、今日よりいい明日が待ってますよ😊 【今日のまとめ】
1. 理想と現実のギャップは、自分自身を成長させる創造的なエネルギーである。 2. 感情的にならず、創造的な態度を身につけるられると、人生が大きく変わる。 3. そのためには、現実を変えようとせず、現実に対する意味づけを変えること。 4. そうすると、今に集中できて、今の自分にできるベストな結果を生み出せる。 5. 大切なのは学習と自己成長。結果はあとからついてくるので、気にしない。 ■ 幸せ視点の経営学を日常に活かすシリーズ ・ 落ち込むか、楽しむか、それが人生の分かれ道 ・「売上を求めると、売上は逃げていく」の法則 ポジティブな態度を身につけたい。さらに、現状をよくするための、もっと具体的な解決策を学びたい。そういう方は hintゼミ へどうぞ。
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学習院大学の講義が終わっでブログが途絶えていたので、これからは趣をかえて「幸せ視点の経営」や「業界破壊企業」について、ノート感覚でブログしていこうと思います。 はじめの一歩は、幸せ視点の経営に対する、根本的な疑問から。 「幸せ視点の経営」というと、反射的にいただくのが「でも、売上や利益は大切ですよね」という質問です。売上や利益は大切。それに反対する人はいないし、僕も心からそう思います。売上や利益がないと、会社は持続することができないからです。 経営者の考え方を「お金視点」と「幸せ視点」とわけて、その特徴をまとめてみました。ほとんどの企業は「お金視点」で経営してますね。株式会社の仕組み自体が「株主視点(投資家視点)」でつくられたものだからだし、上場して株主が強くなると、より短期的な利益を求められるようになるからです。 では「お金視点」で売上を必死に求めたら、ほんとうに売上は上がるのでしょうか。 商品やサービスをよくしたり、売れる仕組みをつくったりすることはもちろん大切。でも会社の実力以上に「無理にでも売上をあげたい」と思うのが経営者の常。そこで、細かく数値目標を立てて、それを達成しようとすることになります。 でも、僕はそういう過度な管理には反対する立場をとっています。 なぜなら、売上は求めると逃げてしまうものだから。 お客さんの立場になれば、わりと当たり前です。こちらの話を聞かずに契約を急ぐ営業マンからは逃げたくなっちゃうし、少なくとも「私、ずっとこの人から買おう♡」とは思わないもの。 それに、その営業マンこそかわいそう。課長から「予算必達だぞ!ギャップを埋めるプランを今日中に出せ!」なんて詰められたら、お客さんのことなんか考える余裕なんて1ミリもないからです。 結果を求めると、結果が逃げてしまう。 ここに経営の本質があるんじゃないかなと思ってます。 じゃあ、なんで管理者はそう思ってしまうのか。 それは、若いころの経験が生んだメンタルモデルが原因かも知れません。 毎日勉強すれば必ず成績はあがる。毎日トレーニングすれぱ必ず身体能力が高まる。自分を律することができる成績優秀だった人ほど、出世して管理職になる傾向があります。そして、みずからの成功体験から「組織も厳しく律すれば成果を出せるはず」と思ってしまうのでしょう。 でも「勉強や運動」と「営業」は根本的に違う。勉強や運動は「自分が頑張ればいいこと」ものだけど、営業は「人を相手にすること」であり、人には「心」があるからです。 人は誰しも「自分が主役の人生」を送っていて「自分の行動は、自分で決めたい」と思って生きてます。買えと言われれば買いたくなくなるし、売れと言われれば売りたくなくなる。したいことがあっても、無理にすすめられるとしたくなくなる生き物なのです。 だから、成果をあげようとすると、成果は逃げていく。 じゃあ、どうすればいいのか。それは「急がばまわれ」でいくことです。それをわかりやすく分解したのが、ダニエル・キムが提唱した「成功循環モデル」です。 こちらは「売上は求めると逃げてしまう」ことをあらわしたサイクルです。 無理に売上(結果)をあげようとすると、人への強制が増えていく。そのため、メンバーにストレスがかかり、人間関係が悪くなる。「結果だけあげればいいんだろ」ってことになり、それ以外のことに無関心になる。そういう組織はパフォーマンスが落ちるので、管理者の眉が釣り上がり、予算必達の圧力が強まっていく。地獄のようなサイクルです。 では、どうすれば「いいサイクル」を作れるのでしょう。それは、面倒でも「メンバーの人間関係」を高めていくこと。まずは対話から始める。リーダーが胸襟をひらいて、みんなで率直に話し合い、信頼関係を築く。すると前向きな気持ちになり、いいアイデアが生まれ、一人ひとりが自律的に行動するようになる。そういう組織はパフォーマンスがいいから、結果を出してさらに結束が固める。幸せなサイクルです。 これが、チームの成功を生むための「いいサイクル」です。 「幸せ視点の経営」とは、この成功循環モデルを基軸として、さらに、どうすればメンバーひとりひとりが仕事に熱中できるか、どうすれば息のあったコラボレーションが生まれるか、どうすれば個人のワクワクと組織の目標がひとつになるか、ということを一つずつ知見と技術に基づいて実現していく経営のことです。 ただし「幸せ視点の経営」は「お金視点の経営」よりむずかしい。それは人間に対する深い理解や、自分自身の人間的な成長、さらに動機づけや場の安全性を高めるための知見や技術の習得が必要となるからです。このあたりを話し始めると、延々と長くなってしまうので、次回以降のテーマとしましょう。(もっと知りたい方は こちら へどうぞ) 最後に、大切なことをひとつだけ。 やっぱり「結果」も「人間関係」も大切だから、両方とも同時に実現しよう。 と欲張るのは「ご法度」だということ。 そのふたつを同時に求めると、数値化されてわかりやすい「結果」の方が重視されて、必ず悪い循環に入っていきます。しかも、矛盾する指示による「言行の不一致」によって、リーダーの信頼は毀損することになってゆきます。 いや、そんな時間はない。もうほんとにギリギリのところなんだ。 その気持ち、痛いほどわかります。僕がほんとうにそうだったから。でも、そんな失敗経験が教えてくれたことは「無理に結果を出そう」とせずに「成功の循環をできるかぎり高速で回す」ことが大切だということ。 リーダーがメンバーに悩みを打ち明け、情報をオープンにして、彼らの意見を傾聴する。そして組織をよくするための第三案を熱意をもって話し合うこと。そこから起死回生のアイデアや、それを実現するためのチームの一体感がでてきます。この学びのサイクルを高速化するのです。 何度も何度も失敗して、熱いヤカンにさわって学んできた僕がいうのだから、間違いありません😁 リーダーは悩みをひとりで抱えるのをやめて、今からメンバーに話しかけてみましょう。きっとそこから、いい循環は始まります。 【今日のまとめ】 1. 結果をあげようとすると、結果は逃げてしまう。 2. 成功の循環を常に意識する。胸襟を開き、対話することから始める。 3. さらに「幸せ視点」の知見や技術を知ると、チームは萌えて自走する。 4. 二兎 (結果も人間関係も) 追う者は、一兎も得ず。 今、幸せ視点の経営学を学ぶ「hintゼミ」では、有志メンバーがオンラインで集い、Zoom会議やFaceookグループを通じて「ポストコロナの組織のあり方」を考えています。 とても興味深い意見が集まっており、同じ問題意識を持った多くの方々にもお伝えする意味を感じました。中間報告ではありますが、60ページほどの内容になったので、こちらにシェアさせていただきます。 このレポートは、オフィスワーカーが多くを占める「hintゼミメンバー」の知見を集めたものではありますが、身を挺して働いてくださるエッセンシャル・ワーカーのみなさま − 医療に従事されてしらっしゃる方、モノの流通を支えていらっしゃる方、小売店で人々の生活を支えてくださる方、ゴミ収集などを通じて都市機能を支えてくださる方など − に心からの感謝と敬意を表し、編集させていただきました。 また、時間管理のために、リモートワークに対応されずに苦しまれている非正規雇用の方々も多くいらっしゃることを知っていただき、事態がすこしでも改善に向かう一助になればと感じています。 なお、このレポートは こちらからダウンロード していただけます。まだ中間報告のレベルではありますが、ご参考になるところがあれぱ、どうぞご自由にお使いくださいませ。 長くお世話になった学習院大学ですが、一年延期いただいた客員教授契約も今年度で満了。昨日が最後の講義でした。 僕の人生を変えてくれた若者たちを前に、最後の授業では「自分自身の人生」を語りました。 フレックスファーム、ループス、学習院。それぞれの経験は、今振り返ると3つのドットとなり、僕という人間をカタチづくってくれました。今、僕がなぜここから「幸せ視点の経営学」を語っているのか、その原点を知ってもらえたらうれしいなと思ってつくった講義スライドです。 講義中に、特に学習院のお話しあたりがエモくて、ちょっと言葉に詰まりそうになって、内心焦ったりしてました。たぶん気づかれなかったと思うけど😅 受講者だけでなく、dotメンバーもいっぱい駆けつけてくれて、たぶん400名近い若者にお話しでき、最後は大きな拍手までもらいました。コメントシートにもすごい熱いメッセージが寄せられて、お手紙とか、お花とかももらったりして、感無量の一日でした。 いろんなことがあったけど、僕は最後まで「学習院ラブ」でした。 みんな、ほんとにありがとう。 dotのメンバーはこれからもよろしく。 ワクワク感を心に、「ハッピー・イノベーション」で世界に花を咲かせようね! なお、この講義スライドは、こちらのページ からダウンロードできます。 学習院大学の客員教授に就任して、はや4年近くになりました。 僕は新しい事業を起こす「起業家」という仕事を30年近くしてきたので、それに「最新理論」をかけあわせた講義をはじめたら、学生たちが面白がって「自主ゼミ」をつくってくれました。 学生たちは、新しい視点でどんどんサービスを考え「プロトタイプ」にしていきます。はじまりは単なる思いつきでも、チームで試行錯誤して、利用者にインタビューするうちに、思い入れが増してきます。 目標は「ビジネスコンテスト」、いくつか賞もいただきました。でも、それではホントに大切なことは学べない。小規模に事業を起こして、小さな失敗から学び、大きく成長していく。その循環をつくり、学びの価値を違う次元にひきあげたい。まもなく契約満了で大学を退任する僕にとって、この突破口をつくることは、学生たちにバトンを引き継ぐための最後の大仕事でした。 東京発「イノベーション創出の起点」をつくるという、大きな志を持たれた「BASE Q」光村圭一郎さんのご協力も得て、悲願の「事業アイデアが孵化されるプラットフォーム」の MVP(最小機能製品) を世に出すところまで、ようやくこぎつくことができました😂 このプラットフォームには4つの特徴があります。 ① 新事業を科学的につくる、最新のイノベーション・メソッドがある ② 価値観とメソッドを共有した、高い志を持つイノベーション・コミュニティがある ③ 品質基準(PSFレベル)をクリアした事業アイデアを発表する場がある ④ 手をあげた企業、発案者、メンター三者で、投資可能な事業に育てる仕組みを持つ ①に関しては、hintフレームワーク、リーンスタートアップ、ジョブ理論、ビジネスモデルキャンバスなどを組み合わせたメソッドをベースに、PSF(問題解決フィット)を達成するシステムができあがっています。詳しくは こちら をご覧ください。 ②に関しては、学生組織「チームdot」 に、社会人組織「hintゼミ」 が加わり、総勢で200名近い緊密なコミュニティが形成されています。そしてこのチームは年々広がってゆきます。 ③に関しては、BASE Q の協力を得て、12/18, 3/24と連続して大規模なイベントを開催します。 ④に関しては、新しい着眼点で「PMFスタジオ」という、新事業の孵化システムを企画しています。 僕はこれまで、友人から「リアルしくじり先生」と茶化されるほど いろんな失敗 を重ね、何度も熱いヤカンに触って火傷をしながら生きてきました。 これまでは「人並み外れた思いを持つ起業家」が核となり、高くそびえる壁を突破していくという起業プロセスが一般的でしたが、科学的なアプローチにより、もっとフランクで気軽な「新しい起業スタイル」をつくることが、とても大切だと思っています。 社会人でも学生でも、遊び感覚でアイデアを発想し、この指止まれで共感したメンバーを集め、科学的なプロセスで事業のコアを開発し、経営資源を持つ企業とコラボしていく。必ずしもメガを目指す必要はない。むしろ、スモールでハッピーなイノベーションが無数に生まれて、それに関わるすべての人が幸せになる世界が広がるきっかけになりたい。これは僕の信念でもあります。 ようやくそれを実現する場ができた。できる未来が見えてきた。うれしい。がんばる。 そんな思いを込めて、12月18日夜に、この壮大な仕組みのプロトタイプをお披露目します。 ご興味ある方は、ぜひ、こちらをクリックしてみてください。 ミレニアル世代が開発した「新規事業アイデア」オークション https://innovationteamdott.peatix.com/ 興味を持っていただくための派手なコピーはご愛嬌だと思ってください。 まだ初回で、どっちに転ぶかわからないイベントではありますが、僕たち主催者はめちゃめちゃ本気だし、学生も社会人いずれも、僕の目から見てかなりチャーミングな、しかもPSFレベルをクリアしてビジネスプランが10プロジェクト以上も登場します。 なお、実際にはこの場でオークションをするわけではありません。アンケートで興味を持ったプロジェクトがあればチェックしてもらえれば、こちらからコンタクトし、どんなカタチで進めていくのがベストか、相談しながら進めていくイメージです。 それに、発表会のあとには「チームdot」や「hintゼミ」のメンバーも参加する懇親会がありますので、その人たちとお話したいという方も大歓迎です。 こんな方、特におすすめです。このプラットフォームを育てるのに手を貸してください! ・新規事業のタネがほしい ・新規事業のプラットフォームづくりでコラボしたい ・イノベーションを生み出す社会人や大学生とお話ししてみたい イベントの最後には、軽い懇親会もあります。僕にもぜひお気軽にお声がけください。 ご挨拶させていただき、どんなコラボが可能かなどをお話させてください! では、またのちほど。 関連記事 ・イノベーションチームdotについて ・hintゼミについて 学習院大学の授業「企業経営とトップマネジメント」における未来の組織に関するエッセンスを、80分の講義スライドにまとめました。 物心ついたときから身の回りにある組織。そこにはリーダーがいて、さらにそれを統括するリーダーがして、その上にはトップもいて。人の集まりが効率的にひとつの物事を達成するために、ヒエラルキーがあるのは当たり前。そんな常識の中でわたしたちは育ってきました。 紀元前の兵法書「孫氏の兵法」に組織論の原点があると言われるように、ヒエラルキーのある組織における「人の動かし方」には原則があり、それは不変であると言われてきました。 しかし、インターネットとソーシャルメディアが人々を緊密につないだことで、脈々と続いてきた「人の集まりのあり方」にも劇的な変化がもたらされようとしています。ヒエラルキーのない組織が次々と登場しはじめたのです。 え!でもヒエラルキーがないと ... ・指示命令なしで人が連携しながら動けるの? ・仕事をサボる人、ぜったい出てくるでしょ! ・働く人の評価や給与はどうするの? みたいな疑問が当然でてきますよね。 そのあたりは、このスライドも参考になるし、世界的な未来型企業が参考になりそうです。 ・未来の組織 〜 モーニングスター(相互契約経営)、セムコ(民主主義経営)、ゴア(アイデア市場経営)ゴア(アイデア市場経営) この講義では「ヒエラルキーのない組織」の文脈で語られることの多い「ティール組織」「ホラクラシー」「DAO(自律分散型組織)」の3つをとりあげ、それぞれの概念や特徴を学ぶことで、近未来に現実のものになるであろう組織の変化をとらえてゆきます。 なお、この内容は hintゼミ、五日目の講義です。 受講者の方には、講義補足資料や講義動画も公開されます。 hintゼミの関連記事は こちら です。 ・五日目講義「リーダーシップの技術」 ・四日目講義「共感を育む対話の技術」 ・三日目講義「人のつながりの科学」 ・二日目講義「ずっと続く幸せを探して」 ・一日目講義「楽しく役立つ経営学」 ・いろんな発想法を集約した、ひらめきを生むクエスチョン ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・2019 Discurptor50と連動した「hintフレームワーク」を公開します ・2019 Disruptor50資料の総まとめ また、この資料を含む hintゼミの教科書は、会員ページ(無料) からダウンロード可能です。 (順次アップデイトしていきます) 学習院大学の授業「企業経営とトップマネジメント」の後期、リーダーシップ講義のエッセンスを、80分の講義にまとめました。 コントロールできない時代に、リーダーはいかに人の集団を導けばよいのだろうか? これが、この講義のテーマです。 労働組合が経営陣に対抗するチカラを社員に与えたように、ソーシャルメディアは人々に「リーダーに対抗するチカラ」を付与しました。 ソーシャルシフトした時代に生まれた若者たちは、自分たちが持つ連帯力を知っており、「ポジションパワー」に基づく理不尽な統制に耐え忍ぶことはなくなりました。多くのY世代は反抗し、多くのZ世代は逃げ出します。 彼ら若者にとって「なにをするか」よりも「なぜするか」のほうが大切なのです。古くは「サーヴァントリーダー」新しくは「オープンリーダー」と呼ばれるリーダーシップスタイルが、オプションではなくマストになったということです。 コントロールすることなく、いかに組織の成果をあげて、目標を達成すればよいのだろうか。このリーダーの深き悩みに答えるべく「新しいリーダーシップの役割」を4つのステップにわけて、リーダーシップの技術を総まとめしてみました。 なお、この内容は hintゼミ、五日目の講義です。 受講者の方には、講義補足資料や講義動画も公開されます。 hintゼミの関連記事は こちら です。 ・四日目講義「共感を育む対話の技術」 ・三日目講義「人のつながりの科学」 ・二日目講義「ずっと続く幸せを探して」 ・一日目講義「楽しく役立つ経営学」 ・いろんな発想法を集約した、ひらめきを生むクエスチョン ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・2019 Discurptor50と連動した「hintフレームワーク」を公開します ・2019 Disruptor50資料の総まとめ また、この資料を含む hintゼミの教科書は、会員ページ(無料) からダウンロード可能です。 (順次アップデイトしていきます) 学習院大学の授業「企業経営とソーシャルキャピタル」の実践編のサマリーを、80分の講義にまとめました。 机上でサッカーの勉強を10年してもサッカーはまったく上達しないように、ソーシャルキャピタルの勉強をいくらしても人間関係をよくする技術はまったく身につきません。人のココロは机上では学べないからです。 この講義では、ロールプレイとワークショップを中心にして、「共感コミュニケーション」と「ゴードンメソッド」をベースにしたコミュニケーション技術を体得します。 テーマについては、社会人の方でもリアルに感じられるよう、ビジネスでよくあるシーンをとりあけてみました。 なお、この内容は hintゼミ、四日目の講義です。 受講者の方には、講義補足資料や講義動画も公開されます。 hintゼミの関連記事は こちら です。 ・三日目講義「人のつながりの科学」 ・二日目講義「ずっと続く幸せを探して」 ・一日目講義「楽しく役立つ経営学」を公開します ・いろんな発想法を集約した、ひらめきを生むクエスチョン ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・2019 Discurptor50と連動した「hintフレームワーク」を公開します ・2019 Disruptor50資料の総まとめ また、この資料を含む hintゼミの教科書は、会員ページ(無料) からダウンロード可能です。 (順次アップデイトしていきます) 学習院大学で立ち見の出る人気授業「企業経営とソーシャルキャピタル」、90分×14回の講義を、80分でお話できるよう、コンパクトに凝縮しました。 ビジネス時代に僕の専門分野だった「ソーシャルグラフ」のお話からはじめて、人のつながりを資本と捉える「ソーシャル・キャピタル」、その光と影、さらに「チームワークの科学」まで、盛りだくさんの内容となっています。 この講義のまとめも、dotグラレコ部のニモとまゆみに書いてもらいました! なお、この内容は hintゼミ、三日目の講義です。 受講者の方には、講義補足資料や講義動画も公開されます。 hintゼミの関連記事は こちら です。 ・二日目講義「ずっと続く幸せを探して」 ・一日目講義「楽しく役立つ経営学」を公開します ・いろんな発想法を集約した、ひらめきを生むクエスチョン ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・2019 Discurptor50と連動した「hintフレームワーク」を公開します ・2019 Disruptor50資料の総まとめ また、この資料を含む hintゼミの教科書は、会員ページ(無料) からダウンロード可能です。 (順次アップデイトしていきます) 学習院大学で、僕が大学生に一番伝えたかった「本質的な幸せ」、それを80分でお話できるよう、エッセンスをコンパクトに凝縮しました。 社会が成熟し、仕事も創造性を増している今、ビジネスにおいても「社員の幸せ」が、結果として成果に結びつくこともさまざまなデータによって裏付けられています。 さらに、環境破壊や二極化など、世界や社会を苦しめる深刻な問題も人間の「幸せ」に対する誤解から生まれており、その認識が変わり、人々の「エネルギーの起点」がシフトすれば世界は大きく変わるはず。 チームdotの子たちの幸せそうな笑顔が、僕にそう確信させてくれました。これから、学習院大学を離れても、ひろく社会人の方々に、この思いを伝えていこうと思っています。 この講義のまとめも、dotグラレコ部のニモとまゆみに書いてもらいました! 彼女たちの視点では「物質的な価値観」はゴジラのような怪獣に見えるみたい😳 なお、この内容は hintゼミ、二日目の講義です。 受講者の方には、講義補足資料や講義動画も公開されます。 hintゼミの関連記事は こちら です。 ・いろんな発想法を集約した、ひらめきを生むクエスチョン ・オリジナル教科書「楽しく役立つ経営学」を公開します ・大学の経営学講義を社会人向けに超圧縮した「hintゼミ」10月からはじめます ・2019 Discurptor50と連動した「hintフレームワーク」を公開します ・2019 Disruptor50資料の総まとめ また、この資料を含む hintゼミの教科書は、会員ページ(無料) からダウンロード可能です。 (順次アップデイトしていきます) |
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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